カゴメ×スタバ、ナイキ×タカラトミー…

企業コラボ商品が増加中その成功の条件とは?

2007.05.31 THU

「○○と●●のコラボによって実現!」――最近、こんな宣伝コピーを見かけることが多くなった気がしません? なぜ他社とコラボレーションするのか。まずは、ナイキの最新シューズ「NIKE FREE 7.0」のミニチュアが超ロボット生命体「トランスフォーマー」に変身する「トランスフォーマースポーツレーベル」をはじめ、企業コラボに積極的なタカラトミーに話を聞いてみた。

「『NIKE FREE 7.0』には、ハダシ感覚のシューズをはいて退化した足を鍛えるうちに、人間がトランスフォームするというコンセプトがありました。これに共鳴して、弊社からアプローチしたのがきっかけです。企画から発売まで紆余曲折あり1年弱かかりましたが、発売後1週間弱で完売。ナイキのものづくりへのこだわりやブランド力には脱帽しましたね。『トランスフォーマー』というコアなコンテンツを新しい形で認知してもらえたんじゃないかと思います」(トランスフォーマー担当・山崎正彦さん)

一方、カゴメとのコラボによって、5月末より店頭で新ブランドジュース「be juicy!」を展開するスターバックス コーヒー ジャパンのカテゴリーマネジメント本部本部長・中島晋哉さんは、企業コラボを成功させるためのポイントをこう語る。

「企業コラボは、近しい経営理念、哲学をもつ会社同士じゃないと上手くいかないと思います。カゴメさんはトマトの話をしだしたら止まらない。僕らもコーヒーの話を始めると止まらない。そして、お互いに自分たちの仕事に誇りを持っている。単に自分の会社だけ得すればいいという考えではダメ。相手企業の担当者のパーソナリティと共感できるか否か。これが現場で一番大切なことだと思います」

企業コラボを単なる合作と思うなかれ。互いの尊敬と共感から生まれたこれらの商品には、その実現を目指して奔走したビジネスマンたちのプロジェクトXが詰まっているのだ。


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