“タッてる”のになぜ、男らしくない??

グラスをもつ小指が立ってしまう謎に迫る!!

2007.07.12 THU

だってしょうがないじゃん、タッちゃうモノは…」なんて経験、君にもあるよね?って。「グラスを持つ小指」の話ですよ、念のため。まぁ過半数とは言いませんがね。程度の差はあれ、よく見りゃ男でも思いのほか立ってるじゃないですか…と、その前に!

なぜ“男でも”小指が立ってちゃいかんのか?「立ってる奴は男らしくない」とか思われる根拠って、どこにあるのかっ??

というわけで調べてみたところ…。2つの有力っぽい説を発見。そのひとつは「女性解放運動のシンボル」説。『しぐさの不思議』(河出書房新社)によれば…19世紀末の女性運動家たちが、他の指から離れて立った小指を“独立した女性”に見立て、酒場など公共の場で存在を誇示したのだという。

いまひとつは「上流階級のマナー」説。ティーカップを扱う際、立てた小指をクッションとすることで、音を立てずにカップが置ける=レディの優雅なしぐさ、というマナーがあり、男性がこれを行うのはレディっぽい、みたいな風潮に転化したらしい。

どちらも知って納得、な説ではあるが…。そんな意識がなくても、自然と小指は立つわけで。とすれば、これには身体のしくみに関わる理由があるはず。そこで、『好きになる解剖学』(講談社)などの著書で知られる竹内修二先生に尋ねてみたところ…。

「もつ行為は『つかむ』『つまむ』『握る』の3運動にわけられ、グラスのような形状の器の場合『つまむ』が多く用いられます。『つまむ』では親指と人差し指・中指を合わせ、そこに薬指を添える様にします。この場合、小指はあまり使わないため、立ちやすくなります。さらに小指は隣り合った指を伸ばさないと伸ばしにくい「総指伸筋」のほか、単独で動く「小指伸筋」があるため、中・薬指に比べ独自で伸びやすくなっています。つまりこれらが、グラスなどをもつ際に小指が立ちがちな理由と考えられます」

という、なるほどなお答えが。立っちゃうことに悩んでる人は、今後「つかむ」を意識してみてはいかが?


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