世界の各都市と不快指数も比較してみた

東京の夏がいよいよ「熱帯」化!?

2007.07.19 THU


いやあ、最近の東京の夏はホントに暑いですな。てっきり、歳を取って辛抱が利かなくなっただけかと思っていたら、実際に気温が上がっているようで。

株式会社ウェザーマップ所属の気象予報士・増田雅昭さんは言う。

「80年代まで東京の最高気温が35度を超えた日は年平均0.8日ですが、その後急増し、2000年以降は平均4.5日。観測史上の最高気温ベスト10には、04年7月20日の39.5度を筆頭に90年以降が7回もランクインしています」

また、首都大学東京・都市環境学部の三上岳彦教授によれば「東京都心部の平均気温は、ここ100年間で約3度上昇している」という。でも、3度ぐらいなら大したことない気もしますけど。

「いや、単純に計算したら1000年間で30度の上昇だから大変な数字ですよ。3度の内訳は地球温暖化が1度、アスファルト舗装やエアコン、車、工場などの人工排熱による“ヒートアイランド現象”が2度。都心部では太陽からの日射熱とほぼ同量の人工排熱が出ています」(三上教授)

おお。だんだん心配になってきた。実際に「暑い」といわれている世界の各都市と比較してみて東京はどうなのか。大手旅行会社JTBのグループ会社で32年の添乗員経験がある松前光男さんに聞いてみると…。

「マニラやバンコクはたしかに蒸し暑いんですが、台風やスコールで一瞬の涼があります。ホノルルも海風が吹くし、木陰に入ると涼しい。そもそも、こうした国々では薄手のシャツが正装。真夏でもスーツを着込む東京のビジネスマンとは体感気温がずいぶん違うはずです」

最後に、前出の増田さんに都市別の「不快指数」を比較してもらった。その驚くべき結果はランキング(※R25本誌ではランキングが表示されています)で。今年の夏はラニーニャ(東太平洋赤道上で海水の温度が低下する現象)の影響で猛暑になるという予測もあるが果たして結果は? 「暑い」まなざしで見守りたい。

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