現実に製品化近し!?

マッスルスーツで筋力アップその凄さを体験してきました

2007.07.26 THU



撮影/熊林組
マッスルスーツなるウエアを知っているかい? 男子なら誰もが憧れてしまうネーミング。もしや、着るだけで力が10倍の筋肉メンになれるのか、実際に着てみたい。よーし、行ってきマッスル。

お邪魔したのは、東京理科大学工学部・小林宏准教授の研究室。第一声はにこやかに「これは筋力がアップするスーツではなくて、上半身の筋肉の動きを補助する人工筋肉が装着されたスーツですよ」との衝撃発言。これを着ればスゴイ力を発揮できるんじゃないんですか?

「いや、自分の筋肉量を超えて力を発揮したらその力を支えきれず危ないでしょう」

なるほど、そりゃそうだ。じゃあ、着用するとどう変わるのか? 論より証拠、まずは装着! …なんだか力がUPしたというよりも、長時間重いものを持っていても負荷がかかりづらいといった感覚。マッスルスーツを着ると、実際に使う力は約半分程度に減少するらしい。電動アシスト自転車を想像してもらうとわかりやすいかも。

現在は、肘を曲げたり伸ばしたりするなど7種の動作が可能。動きはパソコン上で操作され、着用者は操り人形状態。それじゃロボットじゃん。と思うかもしれないが、人間が着用することで、絶妙なバランスを取ったり、指先で物をつかむなどの繊細な動きが可能になっている。

「最終的には要介護者が動くための手助けにと考えています。リハビリ用にも使えるでしょうね。現段階ではむしろ介護者の補助や単純作業に従事する人の作業補助などが主な用途。モーターなどを使っていないので、水に強い利点もあるんです」

腰を曲げて作業する人の腰部をサポートするマッスルスーツは、今年中にも商品化の可能性があるとか。将来的には、正しい運動フォームをインプットして、着た状態でその動きを再現させ運動フォームの矯正もできるかもしれないとのこと。遠い未来には、着るだけでスーパーマンになれるスーツに進化するのかな~


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