同じように見えて、いろいろある!?

ウンカ、小バエ、蚊…夏の小虫のエトセトラ

2007.08.02 THU

プ~ン…。夏になると聞くこの音、嫌ですよねえ。放置した生ゴミに大量発生しちゃったり、空中にかたまって飛んでいる小虫の群れに突っこんでしまったり…。そんな、夏に出くわす結構やっかいな小虫たち。「蚊かな?」と思いきや、よく見ると微妙に違う形の虫だったりして…。同じように見えますが、どうやらいくつか種類があるようです。

調べたところによれば、私たちが生活のなかで見かける小虫には、大まかにわけて小バエ、蚊、ウンカの3種類があります。

まずは、小バエ。放置した生ゴミにわくヤツらの正体はショウジョウバエ。生ゴミ=エサ場=産卵の場であり、1匹の雌がそこに1日約80個もの卵を生むため、増殖が速いわけです。ただ、果物などに最初から卵がついてるわけではないので、生ゴミの管理さえしておけば大量発生することはありません。ちなみに、ショウジョウバエの研究者である首都大学東京の松尾隆嗣先生によれば、「ゲノム・遺伝学・発生学などの分野ではマウスの次に重要な実験生物」だそうで、さらに「体長とほぼ同じくらいの長い精子を持つ」なんて驚きの一面も…。

お次は蚊。ヤツらは普段、花の蜜や果汁・樹液を吸って生きています。血を吸うのは雌だけで、卵を形成するため吸うのだとか。ちなみに、O型やB型の方が、A型の人より刺されやすいとの実験結果もあるようです。ときおり見かける蚊の大群「蚊柱」は、雌を求めて飛ぶ雄の群れだとか。

そして最後にウンカ。よく道路の上で集団になって飛んでるアレですね。その姿が雲やかすみの様に見えるので「雲霞」などと表記されます。蚊のように刺してくることはありませんが、稲を食い荒らす性質を持っていて、一説には「亨保の大飢饉」の原因と考えられています。油断できません。

夏の小さな虫たち。あんな小さな体で、雌を求めて必死にアピールしたり、実験生物として人間に多大な貢献をしていたり…。そう思うと、親近感もちょっぴり「わき」ますかね?


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