医学的根拠があってよかった!

シャワーを浴びるとおしっこしたくなりませんか?

2007.08.09 THU

汗みどろの夏。お風呂はシャワーで済ませることが多くなる。「でもシャワーを浴びると必ずおしっこ出ません?」。フトもらした一言でR25編集会議の場がドン引いた。

「あるある」と同意いただいたのは某副編集長だけでしたが、どうやら「シャワーを浴びるとホニャララ」現象は各人それぞれある模様。いわく「大声で歌ってしまう」「良いアイデアが浮かぶ」「嫌な思い出がフラッシュバックするので叫ぶ」など。

ともあれシャワーde尿意現象はなぜ?

「可能性は2つありますね。ひとつはシャワーによる交感神経刺激で心拍数が増え、血液循環が盛んになり、その結果、腎臓からの尿の生成を増やす可能性。ただ、これではすぐにおしっこしたくなるわけではないので、もうひとつの『水音効果』の可能性が考えられます」とお話しいただいたのは、札幌医科大学医学部の當瀬規嗣教授。

「かなりの人は水が流れる音や水道の音を聞くと、尿意をもよおすそうです。これは放尿の際、常に水音を聞いていることから、水音とおしっこが脳内で結びつくからだと考えられています。『梅干しを見ると唾が出る』のと同じ、生理学で『条件反射』と呼ぶもの。つまり、シャワーの絶え間ない水音が尿意を生じさせるのでしょう」

ベルの音だけで唾液が出るようになる…。まるで“パブロフ博士の実験”みたい。

「実際、おしっこがうまくできない子供や、障害のあるお年寄りに排尿をうながす時に、水音を聞かせる方法は、病院や介護施設でも利用されているんですよ」

ほほう。では他のシャワー効果は?

「内省的になったり、アイデアが浮かんだりするといった効果は、医学的な報告がないので理由はわかりません。ただ、頭にかかるシャワーは周囲の音と刺激を遮断するので、一種の密室にいるようになりますね。」

つまり大声で歌うのはカラオケボックス効果? シャワーde尿意よりは全然マシか。公共浴場では気をつけます。


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