天気とか地震とか…

気象予報の“◯○確率”ってどういう意味なの?

2007.09.06 THU

新潟県中越沖地震などの影響で、防災意識が高まりつつある今日このごろ。政府の地震調査研究推進本部のHPや(独)防災科学技術研究所が運営する「地震ハザードステーション」(www.j-shis.bosai.go.jp)では、駅名や市区町村名を入力すると、30年以内に震度6弱以上の地震が起こる確率がわかるらしい。…確率? それってどうやって出してるの? 文部科学省地震・防災研究課、地震調査管理官の橋本徹夫さん、教えて!

「そもそも地震というのは、海のプレートが陸のプレートの下に入り込むことで発生する場合や、プレートがぶつかり合い、その圧力で内部に亀裂が生じることで発生する場合などがあります。震度6弱以上に見舞われる確率というのは、プレートが動く速度や過去に地震が起こった周期、最新活動時期や地盤の情報、震源からの距離などを総合的に考慮して算出しています」

なるほど~。地震の予知はできないけど“発生する確率”は算出できるんだ! 確率といえば、もっと身近な存在なのが降水確率。あれはどうやって出してるの?

「降水確率とは、1mm以上の雨が降る確率のことで、雨量を表したものではありません。そしてこの確率は、その日の気圧配置や湿度、風などのあらゆる大気の状態を、物理方程式に基づいて割り出した数値なんです。以前は、『同じような天気図が100回あった場合、過去に30回雨が降ったので降水確率は30%』と予測していましたが、現在は、その情報も含めたすべての気象情報をコンピューターに取り込み、6時間ごとに区切って降水確率を発表しているため、雨が降る時間帯や雨量などまで細かく予測できるようになったんです」(気象庁・天気相談所の土井雅彦氏)

そうなんだ! ちなみに天気予報では、降水確率50%以上の場合は雨マーク、それ以下は晴れやくもりと表示しているそう。確率の意味や予測の根拠を知ると、信頼度も高まります! みなさんも、活用してみては?


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