技術大国・日本が世界に誇る“機械”を後世に

R25世代が選んだ「ぼくらの機械遺産」とは?

2007.09.13 THU


自らが持つ技術力の高さゆえに孤立、再び鎖国の道を歩むことになった近未来の日本を描き話題となった映画『ベクシル』に象徴されるように、我が国のアイデンティティを考える上で欠かせない、「技術大国」というキーワード。近隣諸国の猛追に危機感を抱きつつ、「それでも日本の技術力はハンパないだろ!」と信頼を寄せる人は、R25世代にもまだまだ多いはずだ。

そんな「技術大国」を愛する人々にとって気になるニュースとなったのが、先月発表された「機械遺産」だろう。機械技術の発展史上重要、または日本国民の生活や経済、文化などに貢献を果たした機械技術を対象とし、現存最古の近代造船設備「小菅修船場跡の曳揚げ装置」など、全25アイテムが機械遺産に認定された…というのだが。

筆者のように、機械技術の歴史に疎い人(特に若い世代)には、ピンとこないアイテムが多いのも事実。そこで編集部が独自に、R25世代に馴染みの深い国産の“機械”たちから、機械遺産の資格があるのでは? と思われるものを選抜。R25式モバイル利用者を対象にアンケートを行った。その結果、圧倒的な1位となったのが任天堂の「ファミリーコンピュータ」。機械遺産の本義から、やや外れているような気もするが、ファミコンが世界に与えた影響力を思えば、世代的に推したくなるのも当然といえるだろう。ちなみに、機械遺産を選定した日本機械学会さんに問い合わせたところ…。

「歴史的にみて、機械遺産に認定すべきものは当然、今回認定した25のほかにも多数あります。ただ、選考にあたり『東海道新幹線0系電動客車』(64年)でも“時期尚早では?”という意見があったほどなので…」

とのお返事が。可能性はあるが、ファミコンが機械遺産に認定される日は、まだまだ先のようだ。なお、認定は今後も継続的に行う予定とのことなので、R25編集部として推薦をしてみた。ファミコンが機械遺産となる日、日本の機械技術はどんな発展を遂げているのだろうか。

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