もしかして人間のせい!?

世界のミツバチが行方不明!その真相と影響に迫ってみた!

2007.09.13 THU



写真提供/AFLO
今なんと世界でミツバチが集団失踪するという怪現象が起きているんです! あのハードワーカー集団がストライキ!? 夏休み!? どうやら専門家にも原因がわからず「蜂群崩壊症候群」(CCD)と呼ばれているそう。

最初にCCDが騒ぎになったのは養蜂大国アメリカ。昨年の秋から全米のミツバチが相次いで巣箱から集団失踪し、わずか半年で数十万もの群れが行方不明に。死骸さえも見つからないらしい。いや、これは大変な話なんスよ!! アメリカではアーモンドやブルーベリーなど、ハチを介した受粉に依存する農作物に140億ドル規模の影響を及ぼすといわれてるんだから。そして今年、なんとスイスや日本の宮崎県でもミツバチの集団行方不明事件が起きているのです! ちょっ…どうなっちゃうの?

「CCDの原因は、温暖化、農薬、疾病など、様々な説が挙げられていますが特定には至っていません。ただし、CCDと日本で起きている現象は少し違います。CCDは人が飼っているミツバチが群れごと失踪する現象ですが、日本のは野生のミツバチの群れの数が少なくなる現象です。また、ミツバチの種類や飼育規模の違いもあるため、現状では日本でもアメリカのように被害が拡大するとは考えにくいですね」(玉川大学ミツバチ科学研究施設の中村純教授)

あぁミツバチさん、早くキゲン直してね。僕たち人間は、今後ますます君たちの活躍に頼ることになりそうなんですから。

「人間は8000年以上前からハチミツや蜂ろうを採取してきましたが、現代では農業や医療の現場でもミツバチの力を借りています。とくに、新時代の燃料源として注目されているナタネやヒマワリなどの受粉も任せていますから、もしミツバチがいなくなれば、当然それらの価格が上昇することになります」(中村教授)

知ってました!? 大昔から今でも、ミツバチは人間にとって重要な存在だったのです。ありがとう…ハニーたちの無事を祈る次第です。


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