ようやく秋も深まってきたから…。

月周回衛星「かぐや」打ち上げこの機会に月についておさらい

2007.09.20 THU

アポロ11号の月面着陸から38年。日本の月周回衛星「かぐや」(セレーネ)がこの9月に打ち上げられる。14の観測機器を搭載し、月表面の地形・表層構造の調査など、月がどんな環境にあるのかを調べるというのだ。月をここまでサイエンティフィックに調べようというミッションは前例がなく、世界の科学者がこの調査結果に注目しているという。う~ん結果が気になります。世紀の大発見があるかも!? でもその前に、まずは“月”についておさらいしてみよう。

「月の表面積は3800万km2で、日本の国土の約100倍に相当します。重力は地球の6分の1です。地球との距離は38万4000kmで、アポロ宇宙船で約3日かかります」(宇宙航空研究開発機構・黒川さん)

身近に感じる月も、こういわれてみるとさすがに遠い…。次にその誕生について。

「ご存じかもしれませんが、月が誕生した経緯はまだハッキリと分かっていません。一番有力な“巨大衝突説”は約46億年前、地球にその半分くらい(火星ほど)の大きさの星が衝突。この時にえぐりとられた部分が固まって月になったといわれています。月を詳しく調べれば46億年前の地球が分かるかもしれません」(同)

月に関して現在分かっていることは?

「大気はほとんどなく、太陽光があたる部分の表面温度は100℃以上、影の部分はマイナス100℃と、極端な温度差があります。また月の表面には黒っぽく見えている部分がありますが、これは表側に集中しており、裏側にはほとんど見当たらないのが特徴です」(同)

“表側”と“裏側”ってどういうこと?

「月は自転と公転が同じ周期(約27日)のため、地球から見ることができない場所があります。つまりそれが“裏側”で、逆に普段見ている面が“表側”になります」(同)

どうして表側と裏側でそれほどの違いがあるのかは、現在もよく分からないんだって。地球に一番近い天体といえども、まだまだ謎だらけなんだね。


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