夕方って何時からなの?(深夜は?)

午後イチとか今日中、あいまいな時間の定義

2007.10.11 THU

「先日お願いしていた原稿、今日の夕方ぐらいまでに入れていただけますか?」そんな原稿催促の電話を受けて、ふと考えた。そもそも夕方とは何時ごろを指すのか…? 手元の辞書で『夕方』を調べると、「日の暮れる頃。夕暮れ」としか書いていない。いや、そうじゃなくて…誰かもっと具体的に教えてッ!

「一般的には、日の入りの前後というのが夕方の概念になります。時刻は季節や場所によっても変わってきますが」

そう語るのは国立天文台の小池さん。夜明けや日暮れについては、江戸時代の不定時法(夜明けから日暮れまでの時間を6等分する時間法)がベースになっているとか。

「『暮れ六つ』というのが日暮れにあたりますが、だいたい日の入りの35分くらい後。もっと具体的にいえば、太陽が水平線よりも7度21分40秒下に沈んだ状態という定義があります。東京の場合だと、9月の秋分の時期で日の入りは17時38分、この前後がいちおう夕方ということです」(同)

ちなみに昼か夜かとなると、天文的には、17時38分以降を「夜」と呼ぶそうだ。

では、労働基準局などでは昼、夜をどのように線引きしているのだろうか?

「労働基準法で定めているのは深夜だけですね。割り増し賃金の支払い上、22時~早朝5時までを深夜業と線引きしています」(労働基準局監督課・土岐さん)

なるほど。じゃあ我々もよく使う「午後イチ」とか、「今日中」なんかに定義はあるのだろうか? NHKさんに直撃。

「普段参考にしている『ことばのハンドブック』によれば、『今日中』はないですけど、天気予報で『今日』という場合は、午前中の天気予報発表時刻から夜中の12時までを指します。また、放送で『きょう』と使うときは、明るい間の日の出から日没までを指して言います。この場合は、『きょう日中は…』のように言います。『午後イチ』はないですね」

なるほど、ちょっとスッキリ。あ、ヤバ編集から電話だ…(←もう夕方)。


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