今秋はブラキッシュカラー?

オトコの「流行色」は誰がどうやって決めているの?

2007.11.01 THU

女性誌の中吊りなどでよく見る「流行色」ってアレ、実は男性にもあるって知ってました? なんでも今年の秋冬メンズファッションは黒やブラキッシュカラー(パッと見は黒だけどよく見ると色味がある色)+グレー、アクセントとして赤みのあるピンクや強いブルー…以上の色が今年のはやりなのだそう。そしてこれらは日本ファッション協会・流行色情報センターが発表しているのだとか。あの、どうやって決めてるの…?

「流行色は、その年の約2年前から検討を重ね、1年半前に発表します。『インターカラー』という国際的に流行色を検討する場があるのですが、そこで協議された結果を受け、さらに日本の状況と照らし合わせたうえで、日本の流行色を市場に提案しているんです。色を決める際は、ファッションやインテリア、自動車の色の動向、百貨店の色別売り上げ、そして政治や経済の状況などを考慮に入れ、単一色ではなく色の組み合わせとして予測いたします」(流行色情報センター広報・大野礼子さん)

市場に提案…あっ、なるほど。流行色とは、実際にはやる色というよりは、メーカーに向けた提案という側面が強いってことね。各種メーカーが、発表された流行色を取り入れて生産計画を立てる。そして製品となって僕らの手元に届くのが発表の1年半後というワケか。だけど流行色が僕らに与える影響はそれだけではないという。

「色は、私たちの心や行動のあり方に少なからず影響を与えます。つまり流行色は、色によるライフスタイルの提案も行っているんですね。メーカーだけではなく、マスメディアや広告代理店なども流行色を意識しているので、結果として私たちの生活に与える影響は大きいといえるでしょう」(武蔵大学社会学部・栗田宣義教授)

ドラマの主人公のファッションや雑誌の表紙なども流行色を意識しているものが多いという。で、結果としてその色が市場にあふれるから“はやる”。これビジネス話としても面白いですね。


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