多少の差はあれ世界でも同じ割合らしい

右利きが左利きより多いのはなぜ?

2007.12.06 THU



写真提供/山田真一/アフロ
世界は右利き仕様にできている。日本語の文字からして右肩上がりの字体が多く、左手では留め跳ねを美しく表現することも難しい。PCのエンターキーやマウス、自動販売機の硬貨投入口、蛇口やキャップにいたるまで、様々な機器やシステムは、右利きの人間が使いやすいようにできている。自分自身、右利きだから気づかずにいたが、左利きの人間にとっては結構なストレスらしい。

では、実際のところ左利きの割合はどれくらいなのか? 『見えざる左手』(三五館)の著者、大路直哉氏に聞いてみた。

「文字を書く手とボールを投げる手で利き手が違う人もいるでしょう。そういった項目を質問して利き手の度合いを測る利き手テストというものがあるんです。文字を書く手については、日本では左手使用の割合が極端に少ないものの、利き手テストでは、日本人の約1割弱が左利きとするデータが多いですね。欧米などでも、約1割強とそれほど変わりません」

意外に多い!? およそ1割の人が左利きの不便さを感じているのか。では、なぜ左利きは右利きに比べて少ないのだろう?

「人間の利き手は“右利きにシフトする”という仮説にもとづいた遺伝説や、胎児期や出生時に、本来なら右利きになるべき脳の働きに男性ホルモンが影響を与えて左利きが生じる、といった大胆な仮説もあります。ただし、残念ながらハッキリと原因が解明されたわけではありません」(同)

真相は、まだ藪の中か。まあ、今はそれより、メルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikii』を配信しているレフティやすお氏の言葉で本稿を締めくくりたい。

「右利きの人は、利き手に関して恵まれた環境で暮らしています。私は、左利きの人も同様に自分らしい生き方ができるように、メルマガなどを通じてご理解を求めるべく努力しています。よろしくご協力を!」

アナタの知り合いにも左利きの人は結構いるはず。右利きばかりの世界じゃないこともたまには意識してみて。


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