実は、生態はあまり解明されていない

お家でも飼えるらしい!?クリオネの生態と飼い方

2007.12.20 THU

「海の妖精」と呼ばれている、美しいクリオネ。来春には「家庭用クリオネ飼育キット」が発売されるなんて噂もあるんだけど、ホントにクリオネを入手して、個人的に飼育することは可能なの?

「家庭で育てられますよ。クリオネは流氷にへばりついてオホーツク海に来るので、1月半ば~3月の流氷シーズンに、北海道の紋別や網走、稚内などの海岸で採取できます。ただし海で捕獲すると漁業権違反になるので、砂浜に打ち上げられた流氷から採取してください。クリオネを扱う業者もあるようですよ」(紋別商工会議所)

実際にクリオネを飼育するなら、彼らの生態について知っておく必要がある。ああ見えてクリオネは巻貝の一種の動物プランクトンだ。エサは「ミジンウキマイマイ」という、近縁の巻貝しか食べないらしい。だがそのエサは、水族館でも入手できないのだとか。「じゃあ、飼われているクリオネは絶食状態で生きているのか!?」と不憫に思えるが、自然界でもそう簡単に捕食の機会はないのだという。クリオネは非常に生命力が強く、絶食状態でも半年から1年ほどは生きるとか。それに捕食中のクリオネは普段の愛らしい姿とは裏腹に、大変恐ろしいので、見ない方がいいかも…。

クリオネの正確な寿命はまだ判明していないそうだが、生まれてくるときは卵。その生殖の仕方がちょっと変わっている。

「クリオネはオス・メス両方の機能を持っているんです。一方のクリオネがオスに、もう一方がメスの役割を果たして生殖するんですよ」(サンシャイン国際水族館)

そんな不思議なクリオネを、もし家庭で飼育するなら、何に気をつければいい?

「水温ですね。クリオネの生息温度は0~4℃が適しているので、冷蔵庫など温度を保てる場所で飼育してください。あとは、どこの海の海水でも構わないので、海水で育てること。1~2週間に一度、海水は取り換えてくださいね」(紋別商工会議所)

どう? 飼ってみる?


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