ホラー映画、絶叫マシンに、熟女ヌード…

怖いのについやっちゃう人がドキドキを求める訳は?

2008.01.24 THU



イラスト:牧野良幸
58歳にして初めて、女優の沢田亜矢子が写真集で本格的なヌードを披露した。メイン購買層となる団塊世代はともかく、20代~30代の男性で構成される本誌編集部でも「見てみたい」という意見は少なからずある模様。

有名芸能人とはいえ、還暦に近い女性の裸体を見たい? 見てみたい派の理由を聞けば、どうやら「怖いもの見たさで」らしい。考えてみれば、人はホラー映画やジェットコースター、事故写真など、怖いとわかっているものに興味をもってしまうもの。この心理ってなんなんでしょう?

「期待するのも、実際に体験するのも、ドキドキしたいから」と回答いただいたのは『騙される脳』(扶桑社)の著者である、神経内科医で作家の米山公啓氏。「ドキドキの最中はドーパミンやアドレナリンが出て、血圧や心拍数が上がったりしている、交感神経の状態。その緊張が終わった後に、リラックスする。これが快感なんです」

ドキドキが目的じゃないんですか?

「ずっと緊張しているのは人にとって大変なストレスで、脳の神経を壊されたり、免疫力が落ちたりする。だから肝心なのは映画にせよ絶叫マシンにせよ、自分が直接命を落とす可能性がなく、必ず終わり(リラックス)があるってこと」

確かに、ジェットコースターに果てしなく乗っていたくないですもんね。

「以前、笑いについて脳波や心拍数のデータをとったことがあるんだけど、被験者がテレビを見て笑っている瞬間は、実は緊張しているんです。で、笑い終わった後にリラックスする。パチンコも同じ。リーチかかっている時は緊張して、無事フィーバーするとリラックス。つまり緊張とリラックス、この2つがないと快感につながらない」

お化け屋敷も、絶叫マシンも快楽追求ゆえん。

しかし怖いもの見たさで熟女ヌード写真集を買うのはいいですけども、もしもそれが母親(熟女)に見つかったら、と思うとドキドキしますね。


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