全国進出の勝ち組?もチラホラ

乱立からその後どうなった?ご当地ヒーローの“凄いヤツ”!

2008.01.24 THU

蝙蝠タイプの仮面ライダー『キバ』に、ピンク不在の5人戦隊『ゴーオンジャー』と、今年も東映ヒーローの改編期が到来。しかし、一時は週6本だったヒーロー番組が、今やこの2本だけに。本家がこの有様なら、かつて乱立していたご当地ヒーローやいかに? 以前本誌で紹介した際は61戦隊でしたが。

「2年前に出版された『ローカルヒーロー大図鑑』をきっかけに、マスコミに取り上げられる機会も増え、一時的にブームの兆しがありましたが、今はだいぶ落ち着いていますね」とは、ご当地ヒーローのイベントも主催する、みずすましげんごろうさん。「現在もブームの影響で新たなヒーローが生み出されていますが、生みの苦しみ以上に育てる方が大変で、継続しているヒーローの数は2年前とそう変わらないのでは」

秋田県の『超神ネイガー』などは、地元での活躍やおみやげ化のみならず、水木一郎が歌うテーマ曲の発売、漫画雑誌でのコミック化、ソフビ化など全国進出を果たした数少ない勝ち組ですが、他にも注目は?

「あくまで私が見たなかで選びますが、まず『環境戦隊ステレンジャー』。愛・地球博への出演をはじめ、チームマイナス6%のチーム員にも登録されています。環境問題という難しくなりがちなテーマでも、おもしろおかしくステージ化し、子供だけでなく大人も夢中にさせてくれますよ」

ほかに、父母がスーツアクターを演じ、娘がMCを担当する家族愛あふれるヒーロー『幸戦隊コウタレンジャー』(愛知県)に、その名が特産品や商店街の通り名にまで使用されるなど、地元に愛される『超速戦士G‐FIVE』(群馬県)などの名が。

「ローカルヒーローが生まれるまで、スタッフ集めや衣裳制作、ショーの練習に会場準備など、大変な苦労がともないます。そんな熱い思いが込められたヒーローに、私は勝ち組も負け組もないと思ってます」

誰かに頼まれたわけでもないのに、日々見えない敵と戦うご当地ヒーロー。そんな彼らに幸あれ!


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