JR東海が実現を宣言!

いまこそ振り返りたい超電導リニアモーターカー事情

2008.01.31 THU



写真提供/読売新聞社
夢の超特急リニアモーターカー。その実用化がいよいよ具体的になってきた。「超電導」。「磁力で浮上」。「世界最高速」。様々なキーワードで少年心を刺激してきたリニア。そして、なかなか実用化されず僕らをじらし続けたあのリニアが、ついに走り出すのだ!

開業を表明したのはJR東海。昨年12月に行われた発表によれば、第一局面として実現を目指すのは首都圏と中京圏間を結ぶ東海道新幹線バイパス(中央新幹線)。2025年の開業を目標に、建設費5.1兆円を自己負担して推進するのだという。

ところで、物心がついたころには、『未来の乗り物』として扱われていたリニアモーターカー。一体いつから、どのように研究が進められていたのか。この機会にJR東海に話を聞いてみた。

「初めに研究が開始されたのは1962年のことです。その後、磁気浮上走行に成功したのが72年。そして、97年に山梨実験線での走行試験が開始。03年には、有人走行で時速581キロという鉄道の世界最高速度を更新しました。国土交通省の実用技術評価委員会から、超電導磁気浮上式鉄道について『実用化の基盤技術が確立した』と評価を受けたのが05年です」(JR東海東京広報室・望田さん)

なんと、長い長いとは感じていたが、すでに研究スタートからおよそ半世紀も経過していたとは。

「国鉄時代に宮崎にあった実験線では、基本的な性能についての実験を行っていました。JR東海になり、97年からは基本性能試験に加え、営業線で想定される様々な機能を確認するため、これまで地球15周分もの走行テストを行ってきました。これから実験線の延伸・設備更新を行い、実用レベルでの試験を行っていく予定です。今後も、2025年の目標に向けて頑張っていきます」(同)

開業予定まであと17年。時速500キロの超電導リニアが走る未来は、確実に近づいてきている!

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