16年の歴史に幕を下ろし…

老舗クラブ『イエロー』閉店!今のクラブカルチャーは?

2008.03.06 THU

クラブピープル騒然! 昨年12月で創業16年を迎えた老舗クラブ『Space Lab YELLOW』が2月1日、ビル立ち退きにともなう閉店を発表。再開スケジュールも未定とのこと。

昨年1月には同じく六本木のクラブ『ベルファーレ』が閉店し、年末には恵比寿のクラブ『みるく』が12年の歴史に幕を下ろしたばかり。老舗クラブのクローズが続いてるけど、今のクラブシーンってどんな現状なの? クラブカルチャー誌『remix』編集長の野田努さんにお聞きしました。

「都心の主要クラブは週末、満杯になりますし、クラブ人口が減っているわけではありません。ただ近年、郊外に日本最大規模のクラブができた事など、入場者が分散する要因はありますね。地上げによる家賃の高騰なども経営を圧迫しているのでは?」

また、昔にくらべるとDJにかかる経費もかさんでいるそう。

「近年、クラブミュージックが一般的になり有名DJが回す!ことに集客力が生まれました。その反面、海外で大きなフェスが行われるようになるとビジネスクラスでの移動は当たり前・一晩のギャラが100万以上というようなスターDJも登場してきたんです」(イエロー企画室)

シーンが大きくなるからこその問題もあるのね。そのうえで、これからのクラブシーンはどういう方向へ向かっていくの?

「最近の傾向としては、地方や小箱が面白くなってきています。商業的な成功は目指していないイベントも多いので、自由度が高い現場が多いですね。また、小規模だからこそその場にいる人同士の交流が深まりやすくなっています。今後は有名DJのプレイを鑑賞するクラブの楽しみ方だけではなく、自分に合うパーティーを選ぶ人も増えるのでは?」(野田氏)

都心の大型クラブが閉店する一方で地方が盛り上がりを見せるなど、どうやらクラブシーンは過渡期にあるようです。自由度の高い小箱や地方から、新しいカルチャーが生まれるかも?


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