2009年に秋の大型連休が出現!

国立天文台が暦を発表するのはなぜ!?

2008.03.06 THU



写真提供/時事通信
5月の大型連休を心の支えに頑張っている人に朗報。2009年には9月にも4連休が出現すると国立天文台から発表があった。だいぶ先の話だがなんだかうれしい。ん? 国立天文台から? なぜ暦を国立天文台が発表するんだ?

その答えは国立天文台のホームページにあった。暦の計算は天体の観測や時刻の決定とともに天文台の設立目的に含まれており、星を観測して緯度・経度の決定をしたり、日本標準時刻を決定したりするのと同様、国立天文台の仕事のひとつなのだとか。なかでも、暦に関する業務を専門に行っているのが国立天文台 天文情報センター 暦計算室。ここは法律で定められた15の国民の祝日のうち、具体的に月日が明記されない春分・秋分の日を計算して、その年の日付を決めて発表するのだとか。知ってる人も多いかもしれないが、春分・秋分の日は特定の日が決まっていない。その理由を暦計算室室長 片山真人氏に伺った。

「そもそも春分とは、太陽が黄経0度の位置に来た瞬間のこと。秋分は逆に黄経180度の瞬間ですね。その瞬間が訪れる日がいわゆる春分・秋分の日と呼ばれます。黄経とは太陽が天球上を通る道である黄道上で、太陽の位置を示す経度のようなものと考えてください。地球は太陽を1周するのに365.2422日かかるので、実際の暦とは1年で6時間くらいずつ後ろにズレていくんです。このズレが日付をまたぐと前の年と春分・秋分の日が変わります。これは天文現象なので、国立天文台で計算して発表しているんです」

確かに2007年の春分の日は3月21日。そして今年は3月20日だ。ちなみに、春分・秋分を含む二十四節気以外にも、国民の祝日や日曜表、八十八夜などの雑節、東京の日出入、日食および月食の計算をして発表している。

ちなみに、次にくる秋の大型連休は計算上、2015年だとか。うーん、さすがにそこまで頑張れません。


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