自著が前代未聞の大ヒット!?

中日ドラゴンズのマスコット“ドアラ”の魅力に迫ってみた

2008.03.06 THU



撮影/村上めぐみ
53年ぶりに日本一を達成した中日ドラゴンズのマスコットキャラドアラが注目を集めている。先月、著書『ドアラのひみつ―かくさしゃかいにまけないよ』(PHP研究所)のネット予約が開始されると、たちまちamazonの総合書籍ランキング1位を獲得。異常とも思える人気ぶりだ。

94年に登場したドアラだが、当初から人気があったわけではなかった。97年にナゴヤドームが完成して本拠地が移転すると、新マスコットとしてシャオロン(ドラゴンズだけに恐竜キャラという正統派)が登場。一時は、その存在理由すら危ぶまれた。しかし、プロ野球に交流戦が導入されるようになると、風向きが変わってきたという。中日ドラゴンズ広報担当の石黒哲男さんに、ドアラ人気のきっかけを聞いてみた。

「交流戦が始まって、パ・リーグのファンの皆さんにも中日ドラゴンズを知ってもらうために、他球団の球場にもマスコットを連れて行ってPRすることになったんです。ところが、シャオロンはサイズ的に慣れない他球場での動きは難しく、機動力の高いドアラを連れて行ったら、話題をさらってしまった。挙動不審な動きと言われるのは実感がありませんでした(苦笑)」

ほかのマスコットが楽しそうに踊っているのに、その場の雰囲気をいっさい無視して棒立ちしてみたり、変なおじさんの真似をしたり、ミットを頭にのせてみたり、とドアラの行動は明らかに奇妙だった。下記に挙げたドアラ事件簿のような逸話は枚挙にいとまがない。しかし、逆に「きもカワイイ」と他球団のファンをも魅了したのだ。

「ドアラに『責任は私がとるから自由にやっていい』と伝えたら、本当に自由すぎるパフォーマンスを始めてしまって。最近は道場破り感覚で、他球団のマスコットとじゃれあうのが楽しいみたいです」(同)

スタープレーヤーや白熱した試合だけがプロ野球の魅力ではない。球団のマスコットキャラにも注目すると、違った角度からプロ野球を楽しめるかも?


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