共和国とか連邦とか公国とか…

国名の後につくあの言葉意味と違いってわかります?

2008.04.24 THU



写真提供/DigitalGlobe via Getty Images/AFLO
いろんな意味で注目が高まってる今年のオリンピック。世界のさまざまな国や地域の人々が参加するスポーツの祭典ですけど、開会式なんかで、ちっとも民主的じゃないような国が●●民主共和国とか紹介されたりして、みなさん不思議に思ったことありません? あと、ナントカ王国だのカントカ公国だのって何がどうちがうのかとか。だいたいあれ、日本での呼びかたって誰が決めてるんですかね? そういえば、外務省には、諸外国の正式名称を記した『国名表』なる文書が存在するって聞いたことあるけど。

「あくまでも省内での作業の際に目安となるよう作っている内部向けの文書です。たとえば新しく独立した国があったとして、そのカタカナ表記をどうするか、などという点では、むしろメディアが使用する表記を参考にする場合もありますよ。共和国、王国といった語の日本語訳については、その国を規定する憲法から訳す場合や、国連に加盟した際の英語などでの表記を参考にすることもあります」(外務省関係者)

ということは国連サンが知ってる?

「国連での公用語は、英語・フランス語・スペイン語・ロシア語・中国語・アラビア語の6種類です。加盟の際、これらすべての言語で国名をどう表記するのか定義されているはずです。ですから共和国民主共和国といった語は、あくまで加盟国自身がその政治体制をどう表現するかによって決まっているのです」(国連広報センター)

実態はどうあれ、基本は自称で決まると。で、どうやら王や皇帝といった王さま=君主が専制的または制限つきで政治に関係する場合は王国となり、王のうち、公爵や伯爵といった身分のひとたちが治めていると公国となるらしい。そうした君主を持たず、選挙で元首が決まる体制の国は共和国と表現することが多いようです。

ちなみに日本はシンプルに日本国。立憲君主制説も共和制説もありますが、なにやらはっきりしないのでした。ザッツ・ジャパニーズ・スタイルですけどね。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト