ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ…etc.

街でうっかり“ハチあわせ”!?ハチとの賢い付き合い方

2008.05.15 THU

束の間のGWも終わり、バリバリの仕事モード! って、これはなにも人間だけの話じゃない。我々と同じスケジュールで仕事を始めるその正体はなんとハチ。5月は多くの働きバチが活動を始める季節で、都心でも彼らとハチ合わせなんてことが増えそう。けどハチってなんか刺してきそうで怖いし実際に遭遇したらどうすればいいのか?

25年間八王子市役所でハチの駆除を行い、その豊富な知識をもとに全国各地で「ハチと人間の共生」について講演をされている大槻忠男さんにうかがったところ、ハチはエサを探して飛んでいるだけで、基本的に人に危害を加えることはないそう。花のような色やニオイに反応するので、派手な服や強い香水をつけていると寄ってくることがあるが、そのときもジッとしてれば問題ないらしい。逆に手で払ったり奇声を発するとハチは興奮し、攻撃的になるので注意。特にスズメバチは攻撃性が高いという。では身の危険を感じた場合、どうするべきか?

「ハチは15mくらいは追ってくるので走って逃げるのは危険。彼らは縦の動きに鈍感なので、頭を手で守り、かがんで静かに後ずさりするのが安全です。万一刺された場合は、応急手当てとして1~2分以内に(それ以上経つと全身に回る)患部をつまんで血とともに毒(水のように透明)を絞り出し、10~15分、流水で冷やしてください」

大槻さんの経験によると、刺されても、キチンと毒を抜けば1週間ほどで治るケースが多いが、じんましんなどアレルギー症状や発熱が出た場合は即刻医師の診断を受けたほうがいいとのこと。ただ、街ならともかく、山に入るときは着帽し、花柄の服や香水を避けるなど、ハチの巣にされないための工夫をしておきたいところだ。

以上の性質を理解すれば、ハチは必ずしも怖い存在ではない。むしろ野菜を食い荒らす害虫を捕るなど、人の食生活に役立っている。ここはひとつ、我々も彼らをちゃんと理解し、これからもミツなる関係を築くべし!


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