リアルな情景を思い起こさせるのがコツ!?

目指せ合コンの主役「怪談」の上手な話し方を知りたい!

2008.07.11 FRI


怪談を話す上で“闇を思い描く”のも必要だとか。例えばイラストの様に、居ないはずの女性が後ろから追ってくるような緊張感を再現出来れば怖さも倍増!? イラスト/はなぽ
いよいよ夏も本番、ヒンヤリと肝を冷やす「怪談」の季節がやってきました。筆者はこれまで一度も怪談でウケた経験がないので、絶妙な話術で人を引き込む「怪談の達人」に憧れます。上手く話せるようになれば、この夏、合コンでも注目の的になるかも!?そんなわけで、怪談といえばこの人! 稲川淳二さんのブログをチェックしてみると、怪談には「自分がその絵を、頭に思い浮かべて、一所懸命自分の世界でもって、自分が話すことが大事」とのこと。なるほど、まずは自分が話に入り込んでということですが、これは素人にはちょっと難しそう。もっと簡単なコツはないんでしょうか? 人気怪談集『新耳袋』で、実話怪談ブームの火付け役となった作家・怪異蒐集家の中山市朗さんに伺いました。「擬音語をうまく使うだけで怖さ倍増ですよ。ドアを開けるとは、ドアをギギッと開けると、後ろから追いかけてくるは後ろから、したしたした、と追いかけてくるなど、怪談は聞き手に疑似体験をさせるつもりで話すのがコツです。説明ではなく、体験者の行動やセリフ、リアクションを再現するようにしましょう」確かにゾクっとするような怖さを感じるのは、擬音語の妙。それなら不器用な著者でも出来そうです。ちなみに怪談といっても無数にありますが、どんな話を選べばよいのでしょう?「怪談を語るとき、必ず実は霊感があってという話になりますが、霊感がある人の怪談はあまり怖くない。つまり、『あれはなに? あそこに人がいるわけないのに。ひょっとして?』というような、普通の人が怪異に遭遇したときの話がリアルで怖いんですよ」なるほど! 誰もが自分の身に置き換えられるような、日常的に潜む怖さがある話を選ぶのが大事なんですね。怖がらせようとするあまりぶっ飛んだ話をすると、逆に怖くなくなってしまう、と。う~ん、勉強になります。最後に、多くの人を惹きつける怪談の魅力ってどんなところにあるんでしょう?「幽霊なんて見たことがないのに怖い。これは想像力が働くからです。古くから人間は、死や呪い、甦りといった神秘をモチーフにした物語を語ることで、想像力を培ってきました。怪談は、人間の物語作りの原点なんですよ」上手く話せずに違う意味で さむ~い思いをするのは、もう終わり! みなさんも、今回教わった「擬音+日常に潜む怖い話」というコツを意識して、この夏は怪談にチャレンジしてみては? 

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