「割物」「ポカ物」っていったい…

知ってると自慢できる!?「いい花火だね~」の見極め方

2008.08.08 FRI


こちらが「割物」と呼ばれる花火。ド~ン…という音もまた格別です 画像提供/原田恵子
「たまや~」「かぎや~!」。夏の風物詩である花火。今年はもう見に行きましたか? 

素人からするとどれもすごくキレイに見えるけれど、大迫力の花火に圧倒されるだけじゃ、ちょっともったいない気も。ツウな花火の見分け方ってあるの? 全国に380人いるという「花火鑑賞士」のひとりで、「hey-chan」の名でポータルサイトなどの花火特集に登場している平林友行さんに聞きました。

「花火の花びらのように見える部分を『星』といいます。美しい花火とは、玉がまっすぐ上がって『星』が中心から放射状に均一に伸び、先端の長さが揃っているもの。また、落下して消えていくときも『星』の末端が揃い、地面まで落下しないものがキレイな花火とされています」

連発花火などの場合はテンポよく間延びせずに上がることや、全体の調和も大切なのだとか。次から次へと打ち上がるのでなかなか見分けられないけれど、いろんな種類のある花火。素人でもすぐに判別できるものはありますか?

「花火は大きく分けて『割物(わりもの)』と『ポカ物』があります。見分け方としては、『割物』は中心から勢いよく弾けて丸く開くもの。『ポカ物』は丸く開かず、『星』がこぼれ落ちるように見えるものです」

構造としては、玉の割れ方に違いが。花火が開くとき、「割物」の場合は、中身を包む外側の「玉皮(たまかわ)」が弾けて粉々になり、「ポカ物」の場合は中央からふたつにポカっと割れるのだそうです。

ところで、遠くから見ているとイマイチよくわからないんですが、花火って実際どのくらいの大きさなの?

「実は花火大会の行われる場所によって、打ち上げることのできる玉のサイズが異なります。玉は10号で約330mの高さまで上がり、直径300mの花火が開きます。打ち上げられる玉の大きさはその場所の保安区域の広さで決まり、建物が密集している東京では、東京湾が15号、調布が10号、隅田川が4号まで。最も大きな直径750mの40号花火を鑑賞したいなら、新潟県小千谷市の片貝祭りに行くと見ることができますよ」

東京湾の花火ってすごく大きいと思っていたんですが、その2倍以上も大きい花火があるなんて!

毎年慣れ親しんでいる気がしていた花火も、実は知らないことだらけ。雰囲気ばっちりのシチュエーションで、さりげなく花火ツウなところを見せれば、彼女のハートに恋の花火が打ち上げられちゃうかも!?

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