韓国ではみんな信じてる!?

“扇風機をつけたまま寝ると死ぬ”説は本当か!?

2008.08.29 FRI


エアコンよりも扇風機が体に良いと思ってるアナタ! 大きな間違いです。さすがに扇風機で死ぬことはないかもしれませんが、睡眠中に体温が奪われるのは体に悪いこと間違いナシです イラスト/村田らむ
クーラーに比べて体を冷やしすぎないイメージがある扇風機。ところが、扇風機に関してとんでもない噂が耳に入ってきた。それが、室内で扇風機をつけたまま寝ると体温が低下して死ぬ説。何でも韓国では切に信じられており、都市伝説として有名なんだとか。そんな恐ろしいことって本当にあるの!? 冷え症治療の第一人者、全国冷え症研究所所長である山口勝利先生に聞いてみました。

扇風機をつけたまま寝ると、体温が低下して死ぬなんてことあるんでしょうか!?

「そのような実例を聞いたことがないので一概には言えませんが、扇風機を使用する室内の環境や健康状態によっては、そういったことが起こりうる可能性もあるのかもしれません。ただ室内で扇風機を使用しただけで死に至るというのは少々乱暴な考え方なのでは? ただ、汗をかいた状態で常に扇風機に当たっていると外気に体温を奪われる状態が続くため、体が冷えて不調をまねくことは間違いありません」

扇風機って、そんなに体を冷やすものなんですね。では、クーラーを使用して寝た場合と比べるとどちらが体に悪いの?

「室内環境、あるいは使用状況によりけりですので、どちらが体に悪いといったことは断言できません。ただ、クーラーは室内温度そのものを下げてくれるので、連続的に直接つよい風を当てる必要性があまりないため、体温が奪われることを強要されることが少ないのでは。一方、扇風機は室内温度を下げるものではないため、汗をかくとどうしても強い風を直接当てたくなってしまいますよね。そう考えると、扇風機のほうが体温を奪われ、体を急激に冷やす可能性が高いといえるのではないでしょうか」(同)

たしかに、室内そのものは涼しくないのに、朝起きると体は異常に冷えているといったことがあったような。では、扇風機を使用した快適な睡眠方法とは?

「必ず首振りの状態で使用すること。これはクーラーを使用する場合も同様ですが、お腹を冷やさないように腹巻きをするなど下着を工夫することです。お腹が冷えると内臓温度が下がる。具体的に言うと内臓温度が1℃下がると免疫力が30%低下すると言われており、風邪やアレルギー性疾患を誘発してしまうことになるかもしれません」(同)

自然な風が心地よく快適に過ごせる一方、過度に使用すると都市伝説のようにはならないものの、体に悪影響を及ぼしかねない扇風機。今後は、扇風機の使用法を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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