ただいまオシャレに進化中!

まだまだ残暑が厳しい季節にステテコをおススメする理由

2008.08.28 THU



写真提供/steteco.com
「ステテコ」=「オヤジ」「ダサい」「暑い」その単純な思い込み、ちょっと待った! ステテコは実はとても機能的なうえ、最近では迷彩柄や花柄などオシャレなものも登場し、R25世代にとっても見過ごせないアイテムとなりつつあるのだ。

ステテコ文化の復旧・創造プロジェクト「steteco.com」を立ち上げ、オシャレステテコを開発した武村桂佑氏によると、ステテコは一度はくとやみつきになる心地よさから下着業界で「麻薬肌着」と呼ばれるとか。だが、ただでさえ暑苦しい残暑、ズボンの下にもう1枚はくと余計に暑くなるのではという疑問が。

「いえ、逆に涼しくなるんですよ! 吸汗性、速乾性、通気性に優れた綿クレープと呼ばれる素材で作られるステテコは、ズボン内にこもった汗・湿気を素早く吸収、発散させます。さらに生地の表面に凹凸があるので肌に密着する面積が少なくなり、足にまとわりつく不快なベタツキが軽減されます。また、汗は放っておくと色あせなど洋服を傷める原因になりますが、スーツのように毎日洗えないものの場合、ステテコをはくことで劣化を防げます」(武村氏)

それほど優れたステテコがなぜ廃れてしまったのか。風俗史学会名誉顧問の青木英夫氏に話を聞いた。

「1枚の布をヒモで結び合わせる形態のモモヒキが、洋装の普及にともないズボン風に進化したのがステテコです。またその名前は、明治13年ごろ、落語家の三遊亭円遊が、着物の裾をめくり上げてズボン風モモヒキを見せて踊ったステテコ踊りに由来するといわれています。明治末期~大正にかけて大流行しましたが、その後時代が進み多様なファッションが普及するにつれ、デザイン性に欠けるステテコはダサいという認識になっていったのでしょう」

時代に合わせたデザイン性がプラスされた現代版ステテコ。残暑をオシャレに乗り切るためにも一度試してみる価値はありそうだ。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト