リサイクルはできるのか?

道路のアスファルトって何からできているの?

2008.09.11 THU


ガガガガッと、よく道路工事の標識の向こう側で掘り返されているアスファルト。ところでこのアスファルトって、どんな材質からできているんでしたっけ?

「アスファルトは、原油から採取される粘着性のある物質で、高温では液体、常温では固体になります。舗装された道路に使われているものは、正確には、熱したアスファルトに砂や砕石などの『骨材』を混ぜた『アスファルト混合物』と呼ばれるものです」(道路会社である株式会社佐藤渡辺の担当者)

なるほど~。ちなみに日本初のアスファルト舗装は明治初期、長崎市の旧グラバー邸(現グラバー園内)前の小道だそう。じゃあアスファルト舗装の長所って?

「道路舗装には、主にアスファルト舗装とセメントを使ったコンクリート舗装の2種類があります。コンクリート舗装はアスファルト舗装より強度があり、夜間の視認性もいいので、交通量の多い幹線道路やトンネル内で主に用いられています。ただ、舗装してから固まるまでに、1~2週間の養生期間が必要です。一方、アスファルト舗装は、冷めたらすぐ使用できますし、コストも安く修繕もしやすいんです」(同)

現在アスファルト舗装は、舗装道路のおよそ95%を占めているそうです。工事や修繕をしやすいというメリットがあるからこそ、これだけ普及しているわけですね。でも、アスファルト舗装の寿命は約10年程度とのこと。掘り返された使用済みアスファルト混合物はどうなるんでしょう?

「1999年に制定されたリサイクル法によってリサイクルの促進が義務付けられました。修繕するときに切削機で舗装を削り取ったアスファルト混合物は、専用のリサイクル工場に運ばれ、再生アスファルト混合物として生まれ変わっています。リサイクル率は約99%に達しますよ」

し、失礼しました。我々の交通を支えるアスファルト。リサイクル素材としても優等生だったようです。


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