動物には興奮しないのに…

どうしてアニマル柄モノに人はセクシーさを感じるの?

2008.10.16 THU



写真提供/GettyImages/AFLO
女性ファッションの世界では、すっかり定着した感のあるアニマル柄。今では普通のOLちゃんであろう女性もサラリと着こなしている。

アニマル柄に限らず、レザーなど動物系の素材でキメた女性に対して、それを好むかどうかはともかく、男性が感じるイメージは「セクシー」だろう。動物には性的に興奮しないのに、いったいなぜ? 心理学者のゆうきゆう先生に聞いてみました。

「アニマル柄やレザーそのものより、どんな女性が着ていたかが重要です。最近では、小悪魔系やお姉系の女性が好んでいましたよね。セクシーな女性が着るものというイメージが先にあり、アニマル柄・レザー=セクシーと結びつけた可能性が高い」

モノや体の一部などに性的興奮を感じる性的倒錯のことを心理学ではフェティシズムと呼ぶそうですが、関連はありますか?

「人間の想像力は計りしれません。自分はこういう対象に性的に興奮すると刷り込まれれば、何にでもフェティシズムを感じることは可能です。それは異常ではないと私は思います。どちらにせよイメージありきの世界であることは確かです」(同)

イメージといえば、モードの世界でもファッションの転換期があったとファッションデザイナーのドン小西さんはいう。

「50年代ごろまで、女性ファッションはレースとかフリルなど女性らしく美しいものが主流だった。60年代には、あえてモードとはまったく無縁なアニマル柄などを取り入れるような革新的な動きがあったんだ。セクシーのイメージも変わったね。今はアニマル柄なんてもっとも安易なもので、好んで着るのは、ほとんどがセクシーに見せたいだけの女性だと思うよ(笑)」

博報堂生活総合研究所「生活新聞」によれば、そもそもアニマルファッションは、ミラノマダムが好んだらしい。挑発的で露出度が高いファッションが特徴の彼女たちは、古くから毛皮やヘビ皮を愛用していたそうだ。さすがはセクシーな国、イタリア。歴史が違いますな。


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