神出鬼没にしてサブリミナル!?

あの看板が気になるんですが…「新堀ギター」って何者?

2008.10.16 THU


右の看板に見覚えはありませんか?街のあちこちで見かける看板ですよね。しかし、看板の印象は強いわりに、肝心の教室は見たことないかも。はてここは一体どんなとこ?

「『新堀ギター』は、独自の『新堀メソード』に基づいて指導するギター教室です」とは、新堀ギター音楽院の広報・窪田さん。

いわく「新堀メソード」とは、創立者の新堀寛己氏が開発した指導法で、重奏や合奏を楽しむことを目的としており、多種多様なギターを学べるのが特徴なのだとか。

「組織的には、本部直営による音楽院と、先生が独立してのれん分けしたブランド教室とに分かれますが、統一のカリキュラムを持っているため、たとえ転居しても続きの指導が受けられるのです」(同氏)

直営校は関東近郊に50校、のれん分けの教室は北海道から沖縄まで全国各地に32校。メソードは海外約20カ国にも進出しており、生徒数は全部で1万人以上にものぼるそう。

そんな「新堀ギター」ですが、気になるのはやはり看板です。あれは一体?

「あの書体は、新堀院長自身が手書きでデザインしたものなんです。かつて院長が、シネマスコープ(映画の巨大スクリーン)の両端が広がるデザインに感銘を受け、あのように角が飛び出た文字にデザインしたそうです。看板は、基本的に講師が教室の周辺地域をまわり、民家などに頼んで貼らせてもらっています。それゆえ、歩行者の目にとまる場所にあるのです」(同)

街で見かける看板の論考などを行うサイト「現代風景研究会」によれば、この裾を広げたような書体は「ベルボトム系」と分類され、60~70年代に盛んだった学生運動の立て看板に用いられた「トロ字」というタイポグラフィにも似て、非常にインパクトの強い看板に仕上がっているとのこと。

個人的には、2ちゃん語の「キターー!!」に見えてしまう瞬間もあるけれど風景に溶けこみつつ、見る者にしっかりと印象を残すこの看板って、実はかなり優秀な広告なのかも。


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