お酒がなくてもチョー気持ちいい?

“ナチュラルハイ”を自在に操る能力を身に付けたい!

2008.11.06 THU

「元気ですかー」と聞かれた時、あなたは「ハイ!」と即答できます? ストレス多めの現代日本では、ややブルーくらいが標準的な精神状態の感もありますよね。でも、できればブルーじゃなくてハイな気分で過ごしたい。

そもそもハイってどんな状態? 「ハイ=快感」という前提でお答えいただいたのは、作家で神経内科医の米山公啓先生。

「快感はどんな種類であれ、脳内で起こる作用は同じだと考えられています。おいしいものを食べた時、感動した時、セックスした時でも、脳の腹側被蓋野から、ドーパミンという神経ホルモンが内側前脳束という神経の束を通って運ばれ、側坐核に分泌される。その時、快感を感じます。ちなみにコカインなどの違法薬物は、側坐核でのドーパミン濃度を恣意的に上げられるんです」

なるほど。しかし違法薬物は「ダメ絶対」だし、酒宴でのハイも度を過ぎれば体に毒。できればそれらに頼らない自然なハイの状態を作ることはできないものか?

そこで静岡県伊東市に訪ねたのは『ナチュラルハイ』の著者である上野圭一さん。

「ハイは快感だけではないと思います。誰しも何かに没頭した時、えも言われぬ心地になり、我に返ったら長時間経っていたという経験がありますよね。これもハイと呼ばれるもの。普段私たちは『私』と『ものごと』を分離して考えますが、ハイの状態ではその境界が曖昧になる。野生動物は食事の時『いま私は餌を食べている』なんて考えないはず。私と餌が一体化して、ただ食べるという行為だけがある。それがハイです」

人によっては単純作業のくり返しや、テクノ音楽でも、妙な気分を覚えるようです。

「それもハイ。宗教で何度もお経を唱えるのも同じで、ハイに至るにはできるだけ単調な行為のくり返しがいい。それこそ方法は無限にありますが、いつでもどこでもできるのが呼吸法です。私も歯医者で痛みから逃れるためによく使ってますよ(笑)」

その呼吸法は別表で。いやはや、仕事でハイになれたら言うことナシかも。


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