ダジャレ文化の奥深さを体感!

名門!フェリス女学院のダジャレサークルに潜入!

2008.11.13 THU



撮影/河合 綾
横浜のフェリス女学院大学。ここには、日々「ダジャレ」を研究するサークルがあるという。部員は当然女子大生。「ダジャレ? サムいよね」と吐き捨てる側のはずだが。首を傾げながら潜入取材を試みた。

担当教官は文学部の齋藤孝滋教授。指定された自習室のドアを開けると、「今日はよろしくお願いイタチマウス」と先制パンチ。す、すでに始まっているようだ。心の準備ができていない。えーっと、イタチとマウス小動物か。「あっ、こちらこそよろしくお願いいたシマリス」。

傍らでは部員の大崎由佳子さんと松原里奈さん(ともに21歳)が不敵な笑みを浮かべている。このダジャレサークルの創設は5年前。ダジャレ好きの齋藤教授と当時の学生が意気投合して結成したという。

それでは、さっそくお手並み拝見といこう。まず、ビジネスシーンを想定して大崎さん、何かお願いしますよ。

「部長、そんな仏頂面しないで」

間髪入れずに返ってくる。次に松原さん。

「大崎さんばかり贔屓しないでもっとコーヒーに扱ってほしいです」

おっと、コーヒーと公平を掛けたね。ふと大崎さんの手元を見ればびっしりとネタを書き込んだ手帳が。何気なく手を伸ばすと「手帳は丁重に扱ってくださいね」。

彼女たちに照れやはにかみはない。まさしくそこはダジャレ虎の穴だった。

「駄洒落とは何でも洒落のめしてやろうというポジティブな精神。決してつまらない洒落ではないんです。古くは掛詞として百人一首にも登場、同音異義語が多い日本語にとっては生まれるべくして生まれた言葉遊びといえますね」(齋藤教授)

たしかに、店名や商品のネーミングなどにダジャレは頻繁に使われている。日本人の心の深い部分に根ざした文化なのだ。

最後に齋藤教授は言った。

「周囲から『サムい』と言われているうちは修業不足。相手が認めるまで言い続けるのがダジャレ必勝法です」


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