「とおりゃんせ」はもう聞けない!?

いつの間にか変わっていた信号機の最新事情を探る!!

2008.11.20 THU


最近、信号機がなんだか新しくなったと感じている人も多いのでは?それもそのはず、東京都では平成15年からLED式信号機への切り替えを推進していることもあって、徐々に最新のものへ切り替わっているとか。また、懐かしい「とおりゃんせ」のメロディが流れる音声付き信号機も「カッコー」などの擬音式に統一されつつあるという。あのメロディが街から消えるなんて、少し寂しい気もしますが、意外と変化している信号機の最新事情を警察庁広報室に聞きました。

「音声付き信号機は学識経験者や利用者の協力を得た結果、カッコーなどの擬音を使った『異種鳴き交わし方式』の誘導性の高さが認められたため、平成15年10月から全国的に統一を図ることになったんです」

この「異種鳴き交わし方式」とは、交差点のこちら側と反対側で交互に違う音を鳴らすことで、視覚障害者の方に道路横断時の方向性を明確に示せる利点があるのだとか。しかし、変わったのは歩行者用の信号だけではなく、車両用の信号機も。そういえば、車で移動していると、手前まで行かないと色がわからない信号機がありますが、あれは何のためですか?

「目的は近接した2つの交差点があった場合、手前と奧の信号機の色の誤認識を防ぐためです。そのため信号機の色が直前まで分からないようにしてあります」

車両用の信号機も色々と改良が進んでいるんですね。また、信号機と連動した交通システムも最近、普及してきているとか。

「現在、信号機と連動しているシステムは4つ(下表参照)あり、その他にもプロファイル信号制御システムを実証実験中です。これは交通管制センターで行っていた信号制御を近接する信号機同士で情報交換を行うことで、リアルタイムの交通量の変化に対応できるようにしたものです」

信号機自体が交通量を判断するなんて、未来的! 円滑な道路交通に欠かせない信号機、これからは色だけじゃなく、機能にも目が離せないかも。


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