隠された意味があるのでは…

なんでメダルは3位まで!?数字の謎にズームイン

2008.11.20 THU



写真提供/時事通信社
オリンピックなどの表彰式で授与されているメダル。あれって決勝に残った2位や準決勝までの4位じゃなく、なんで3位までなんだろう?オリンピック史に詳しい筑波大学教授の真田久さんに聞いてみました。

「実は、第1回近代オリンピックでは2位までしかメダルはもらえませんでした。その後、1921年に3位までメダルが与えられるとオリンピック憲章に明記されたんです。しかし、変更理由などの詳しいことは分かっていないんですよ」

そうなんですか。ますます謎は深まるばかり。もしかして、3という数字自体に特別な意味が隠れているのでは? 教えてください、心理学者の富田隆先生!

「3というのは非常にバランスが良い数字で、人が社会を構成する最小の数です。それゆえ、無意識に心理的な安定をもたらす数字といえるでしょう。また、三角形はピラミッドの側面にも見られるように、昔から神秘的なパワーを持つ形と考えられてきました。表彰が3位までになった背景には、オリンピック発祥の地である古代ギリシアの数学者ピタゴラスが三角形を研究していたり、キリスト教でも三位一体と表現されたり、3という数字に神秘を感じる心理が、古今東西を問わず、人類に共有されていることがあるのかもしれません」

なるほどやっぱり3には何かがあったんですね! だとしたら、ベスト5や7不思議など、奇数で区切られている他の数字にも意味があるんですか?

「心理学的には、3だけでなく奇数には特別な意味があります。特に7という数字は、人間が同時に処理できる情報量、つまり伝達容量の限界を表しています。7種類までの音や色なら同時に識別できるといった実験もあります」(同)

奇数には、人を魅きつける特別な意味があったんですね! 僕も奇数が好きなので3連休、いや5連休が欲しいんですけどダメですか!? いやそんな怖い顔しなくても。


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