冬の通勤ラッシュは暑すぎる!?

自動なのか手動なのか車内温度のナゾに迫る!

2008.12.11 THU



写真提供/AFLO
季節は冬。首都圏といえど朝晩はめっきり冷え込むから、毎日の通勤に厚手のコートが手放せなくなってきた。そんな僕らの大敵といえば、通勤ラッシュの電車の暖房。外と比べて暖かいを通り越して、暑すぎるような!? 混んでる車内じゃコートも脱げないし、都心に着くころには汗だくなこともしばしば。しかし、同じラッシュ時でも乗る車両によってさほど暑くない場合もある。電車の暖房設定って一体どうなってるの? 

「冬の電車内の暖房は、おおむね21℃を基準として、車内が一定の温度になるように管理しています。ただ、ラッシュアワーで乗車率が高くなったり、天候によって外気温が上がれば車内温度も変わってきますので、状況に合わせて細かく調整する必要があるんです。従来型の車両では、座席下ヒーターの強弱を変更したり、送風を行って空気を循環させるなど、車掌が適時判断して手動でスイッチを操作しています」(JR東日本広報部・安原慎氏)

なんと、車掌さんのさじ加減次第でしたか。でも、全車両の温度を一人で管理するって難しいのでは?

「そこで、JRでは2000年以降に採用された新型車両では、空調管理を自動化しています。車内外のセンサーで外気温や乗車率などを検出し、車内温度が基準より低ければヒーターのパワーを最大にしたり、通風口を閉じて外気を遮断するなどの調整が行われます。これらはファジー推論と呼ばれる推測理論に基づいており、より人間の感覚に近い判断ができるんです」(同)

そういえば、あの「座席下ヒーター」って、どういう仕組みになってるんですか?

「座席下ヒーターは、シート内部の電熱コイルの発熱によって、車内全体を暖めています。人が座るとその部分に空気がこもるため、特に暖かく感じるんですよ」(同)

車内温度の快不快は、人によっても感じ方が異なるもの。あまりに暑すぎるなら窓を開けるなど、空気を読んだ対応で乗り切るのがベターかもしれません。


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