ボトルのキャップがワクチンに!?

簡単&身近なリサイクル「エコキャップ運動」って?

2009.01.29 THU



写真提供/NPO法人エコキャップ推進協会
駅のゴミ箱の上に透明なケースを発見。「ペットボトルのキャップはこちらに」って書いてあるけど、キャップだけ集める理由ってなに? と調べてみたら「エコキャップ運動」というものらしい。

「キャップを集めて、リサイクル業者に引き取ってもらい、そのお金でワクチンを買っているんです」とはNPO法人エコキャップ推進協会の方の言葉。キャップ400個=約1kgをゴミとして焼却すると3150gものCO2が発生してしまうのだという。しかしそれをリサイクル業者に引き渡すと20円前後で買い取ってくれるんだとか。そして10円をワクチン代として寄付し、世界の子供たちに届けようというのが「エコキャップ運動」の流れ。ちなみにポリオワクチンは20円で1人分。また集められたキャップは建築資材やボールペン、箸などに生まれ変わっているそう。小さなキャップも集めればワクチンに、そしてリサイクル製品にもなっているんです。身近なものからエコとチャリティーを両方始められちゃうなんて、素晴らしい運動ですね。ところがエコキャップ推進協会の話によると、さらに良いことがあるらしい。

「キャップを外し、つぶして捨てると同じスペースでもより多くのペットボトルを積みこむことができ、物流費を削減できるんです。さらに収集したキャップの中から異物を除去する作業を障害者作業所で行うなど、障害者やシニア世代の就労支援事業も展開しているんですよ」

エコロジーに加え、エコノミーな利点があり、社会にも貢献。そんな「エコキャップ運動」、今後の展開は?

「課題としては、全国どこでも自分の足だけでキャップ回収場所に行けること。コンビニにもキャップ回収ボックスが置かれる予定なので、さらに認知度が上がることを期待しています」(同)

時間もお金も限られている僕らだって、キャップを集めるだけならエコ&チャリティー始められるかも。


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