46年ぶりに日本であの神秘現象が!

太陽と月のコラボ、皆既日食で摩訶不思議な体験ができる?

2009.02.05 THU



写真提供/時事通信社
09年は、46年ぶりに日本で皆既日食が観測できるそう! 旅行会社が売り出している皆既日食ツアーが人気を博すなど、巷ではプチ日食フィーバーが起きているようだ。あれ? でも皆既日食ってどんな天体現象だっけ? ちょっとおさらいしてみよう。

「地球を公転する月が太陽を横切るとき、それを地上から観察すると、月が太陽を完全に隠しているように見える現象のことです。徐々に空が暗くなるとともに、月の周りから美しいコロナが浮かび上がり、とても幻想的な景観ですよ」(国立天文台ひので科学プロジェクトの殿岡英顕さん)

今回、皆既日食が観測できるのは、7月22日。鹿児島県の奄美や屋久島、トカラ列島などで見られるという。天候が悪いと観測不可能だが、晴れれば今世紀最長となる約5分間もの皆既日食を拝めるのだとか。

ところで世界には、日食と関連のある神話や言い伝えが意外に多い。インドの二大叙事詩のひとつ『マハーバーラタ』では、太陽と月を恨む悪魔・ラーフが、太陽や月を飲み込んで日食を起こすとされている。現存する日本最古の歴史書『日本書紀』にも、「天岩戸神話」(太陽神の天照大神が怒って天岩戸に引きこもったせいで世界がまっ暗になり、様々な災いが起こったというお話)という神話がある。不吉な言い伝えが多く、日食のメカニズムを知らない昔の人にとって皆既日食は、かなりショッキングな現象だったようだ。でも、も、もしかして、皆既日食が起こると、現代でも怖い不思議現象が起こっちゃったり??

「一時的に気温が低下するそうですね。また、鳥が異常にざわめいたり、動物が静まりかえるという話も聞きますよ」(殿岡さん)

動物が夜と勘違いして焦ってしまうだけなのかもしれないが、日食中の数分間だけ暗さと静寂に包まれるというのは怖いというより、神秘的。一度体感してみたい! 都内では7月22日のお昼前、部分日食が見られるそうなので、是が非でもお見逃しなく!


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