実は地域で嗜好も違った!

ティッシュ、トイペの2枚重ねに何か意味があるのか?

2009.02.12 THU



写真提供/王子ネピア
「チーン」。鼻をかんだ後で考える。ティッシュはなぜ2枚で1組なんだろう。もともと第一次世界大戦中のアメリカで、脱脂綿の代替品として開発されたものらしいのだが。さっそく「鼻セレブ」などで有名な王子ネピアに聞いてみた。

「日本に入ってきたのは1950年代。当時から2枚重ねが主流でした。薄い原紙を重ねることで強度がアップ、中間にできる空気層によって肌触りや吸水性もよくなるんです」(生産本部商品開発センター)

なるほど。そこでまた考える。トイレットペーパーは1枚だけのもの(シングル)と2枚重ね(ダブル)の両方がある。ウチは昔からダブルを使っているが、周囲に聞くと熱心なシングル派も多い。王子ネピアによれば、同じ1ロールでシングルは全長約60m、ダブルは約30mだという。シングル派はやはり経済性を考慮しているのだろうか。そういえば、ヒアリングの結果は関西出身者にシングル派、関東出身者にダブル派が多かった気がする。王子ネピアさん、どうなんでしょう。

「全国平均の購入比率はシングル34%、ダブル64%ですが、確かにエリア別の傾向もあるようです」(同)

驚きの事実はランキングを見ていただきたい。大ざっぱにいえば関西・中国エリアにシングル派、中部エリアにダブル派が多いのである。その理由について「クリネックス」「スコッティ」ブランドを展開する日本製紙クレシアにも聞いたところ。

「経済性もさることながら、地域によってうどんのつゆの味が違うように、品質感の違いもあると思われます。ただ、小さいお子さんのいる家庭では子供がいたずらで全部引っ張り出してしまうので、被害が少ないシングルを買うという話は聞いたことがありますね」(マーケティング部)

鼻をかんだことからたどり着いた思いがけない発見。次はお尻を拭きながら新しいテーマを探したいと思います。


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