年をとると細くなるというウワサも…

変えられる? 変えられない? 髪質コントロールの常識

2009.02.19 THU



イラスト:川崎タカオ
太くて硬くて量は多め。しかも雨の日は爆発する自分の髪にうんざりだけど、よく見ると子供のころより細くなった気が? 髪質って変化するんでしょうか?

「そもそも髪質とは、髪の太さ、硬さ、量、形状の総称なのですが、毛を作る指令を出している毛乳頭細胞は、高齢になっても変わりません。ただ、年をとると細胞が老化し、髪を作る力が衰え、細くなったり、つやがなくなることはあります。つまり、変化はしないけれど、老化はします。老化を変化ととらえるなら、変化することになりますね」

答えてくれたのはライオン株式会社ビューティケア研究所の木川博光さん。細胞の活動が加齢で衰えるのは仕方のないことだそう。

「ほかにはカラーリングやパーマなどをしても、髪が傷み、ぱさぱさになったり、つやがなくなったりします。また、薬の副作用や、ストレスでホルモンバランスが崩れ、細胞が正常に働かなくなることもありますね」

パーマなどは一時的な変化だけど細胞に影響を与えるストレスは気をつけたいところ。

ところで、小さい時はカールしていた髪だったのに、大人になって直毛になる人もいますよね。あれはどうしてでしょう? ヨコ美クリニックの今川賢一郎先生に伺いました。

「それはカールがまっすぐに変化したのではなく、成長しきっていない毛乳頭細胞が大人になってしっかりした髪を作れるようになったのでしょう。細胞は1、2年くらいで太い毛を作れるよう育ちますが、生まれたばかりの細胞はカールしてしまう細い髪しか作れないんです」

では、髪質を自分でコントロールし、思い通りの髪にする方法はないんでしょうか?

「髪質を司る毛乳頭細胞は変化しないので、健康な髪を保つことが、唯一のコントロール法ですね。髪の表層部分であるキューティクルは熱に弱いので、ドライヤーをあてすぎないようにしましょう」

髪はかきむしるだけでも傷んでしまうのだとか。思っているより取り扱いに注意が必要なようです。


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