少しくらい良いことはないの?

地球温暖化のメリットをあえて探してみたら…

2009.03.05 THU



イラスト:秋田カズシゲ
いや、なにも地球温暖化が問題だってことにケチをつけたいわけじゃないんです。いろいろなメディアでエライ人たちが異常気象や海面上昇による土地の浸食、それにともなう食糧生産の危機など地球温暖化がもたらす被害を訴えてますしね。でも、こんなこと考えてはいけないのかもしれないけど、地球温暖化にも少しくらいメリットはないの?

「地球温暖化にもメリットはありますよ」と答えてくれたのは、『「地球温暖化」論に騙されるな!』などの著書がある、東京工業大学の丸山茂徳教授。へっ? どういうことですか?

「まず、今問題になっている地球平均気温の上昇は、過去130年間でおよそ0.7度。しかし、過去には気温が現在より2度も3度も高かったり低かったことがありました。歴史上、この程度の気温のブレは何度もあったのです。そして平均気温が上昇すると、一般的な生物の生息範囲は広がりますし、植物の総生産量が上がり、食糧危機解決の一助になる可能性もあります」

え、いやでも、TVとかでは海面の上昇など様々な問題が起こり、「地球温暖化=世界の破滅」ぐらいの勢いですけど。

「温暖化が進めば海の水蒸気が雲になって、砂漠に雨が降り、緑地化するというのが私の意見です。また北極の氷が溶ければ、北極海の油田が採掘できるようになるので、近隣国家にはメリットでしょう」(同)

とはいえ、もちろん地球環境について何も気にしなくてもいいわけではないとか。

「実は一昨年から、地球は温暖化どころか寒冷化の時期に入っているという声もあります。寒冷化の結果、食糧生産が減少し、現在の人口分の食糧がまかなえなくなる危険性もあるのです」(同)

丸山先生の考えでは、現在の「人類繁栄の黄金期」を長持ちさせるため、世界が協力することが大事だそう。

ふむ、地球温暖化にメリットがあったとしても、地球環境にはみんなで気を配らないといけないんですね。


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