「高い」=「甘い」とは限らない?

レモンとイチゴの“糖度”は実はほとんど同じだった!

2009.03.05 THU



写真提供/アタゴ
「アマ~~イッ!」なんてセリフでおなじみのお笑い芸人が今年1月離婚した。結局、アマくはなかったわけだけど、アマさが前もってわかっていたら、結婚しなかったかもしれない。甘ささえわかっていれば。

話はガラッと変わりますが、最近、その甘さを堂々と表示して売っているのが果物。買った果物が甘くなかった、なんて経験は誰でもあると思うけど、前もってわかっていれば失敗がない。スーパーなどの売り場で【糖度○%】なんて表示を見かけたら、それが甘さの目安だ。はたして「糖度」とはいったい何のコトなのか。

「糖度は、100gの液体の中にどのくらい糖分を含んでいるかを表し、糖度10%なら100gの液体の中に10gの糖分が溶けているのと同じです」とスラスラ答えてくれたのは、糖度計メーカー「アタゴ」の小野里真一さん。となると、この数字が高ければ高いほど、甘いわけか。

「ただし、果物の味は糖度と酸度のバランスが必要で、単に糖度が高いというだけではおいしくないんです。例えば、一般的に酸っぱい果物と思われているレモンですが、実はイチゴと同じくらい糖度があります。でも、レモンの方が酸度が強く、甘さを隠してしまうので酸っぱく感じるんです」(同)

じゃ、同じ糖度の果物と野菜となると?

「同じ糖度でも糖分の種類が異なれば甘みは違います。果物の果糖は最も甘みが強い糖分なので、果物の方が甘く感じますね」(同)

おもしろいことに、市販されている清涼飲料水の糖度は、果物の基準糖度(12~14%)になっていることが多いんだとか。

「このくらいの糖度が、一般的においしいと感じられる甘さなんでしょう。結局、自然が作ったバランスが一番なんですね」(同)

甘すぎてもダメ、酸っぱすぎてもダメ。おいしい果物は、どこか男女の仲と似ているような。要はバランスってことなんだけど、そうは甘くないんだな、これが。


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