地元の情報ステーション

我々の知らない世界…スナックに飛び込みたい!

2009.03.12 THU



撮影/森カズシゲ
スナック。妖艶な響きである。我々にはちょっと早いが、世のオトウサンのなかには熱心に通う向きも多い。調べてみると、一般にスナックとはママがカウンター越しに接客する形態の飲食店で、管轄は保健所。一方、女性スタッフが客の横で接客する場合は「クラブ」などと呼ばれ、公安委員会の管轄となる。しかし、いくらかかるのか。中で何が行われているのか。よくわからない。

そんなとき、美術、建築、写真などの分野で独自の編集・執筆活動を続ける都築響一さんが、最近スナックに夢中だと聞いた。彼は、各地のスナックを訪れるウェブ連載「天国は水割りの味がする」(www.kosaido-pub.co.jp/yondoko/002/)や、全国の「来夢来人」(70軒以上あるらしい)を巡る『アサヒカメラ』誌上での連載などを精力的に続けている。先生、スナックの魅力とは?

「僕は地方取材、それも駅前にスナックしかないような街に行くことが多くて。最初はやむなく入ってたんだけど、どの店も居心地がよくて楽しいんですよ。居酒屋などと違って外れがない」(都築さん、以下同)

ほう、それはなぜ?

「スナックは内装、酒、音楽、どれも画一的。つまり、ママの人柄だけで客を集めているんです。全国に十数万軒あるといわれているけど、長くやっている店には必ず魅力がある。これは断言できます」

基本システムはチャージ+飲食代。最近は2時間5000円で飲み放題といった独自のセットも多いとのこと。

「料金は平均4、5000円程度。不安なら最初に『~円で飲ませて』と言う手も」

なるほど。事情はよくわかりました。しかし、実際飛び込むとなると勇気が。

「手始めに自分の家の近所の店に行ってみては。スナックは街の社交場兼情報ステーション。思わぬ友達ができたり、おいしい定食屋を教えてもらえたりするかも」

ママに恋愛相談するもよし、人生の先輩にカラオケ指南されるもよし。今夜、思い切ってあのドアを開けてみる?


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