一体何がスゴいのか…

全米で盛り上がる「輪ゴム玉」の正体とは?

2009.03.26 THU



写真提供/APImages
突然ですが「Rubber Band Ball」で画像検索をしてみてほしい。カラフルな輪ゴムをランダムに巻き付けた輪ゴム玉の写真がたくさん出てくるはずだ。中には背丈ほどもある作品(?)と誇らしげに記念撮影をしている人もいる。最初に見たときは衝撃を受けました。

なぜ? 何のために? 日本ではまったく知られていないこの珍ブームを自身のブログでいち早く紹介した、アスキー総合研究所所長・遠藤 諭さんに聞いてみた。

「『輪ゴム玉』はアメリカでは定番の文房具。それを誰かが面白半分で大きくしてみたのがきっかけでしょうね。僕も現地で購入して巻いてみたんですが、不条理な遊び的な楽しさがありますよ。今では専用の制作キットが売られ、輪ゴム玉柄の時計やマウスパッドなども登場しています」(遠藤さん)

よし、自分でも巻いてみよう。「制作キット」を輸入販売しているラスタックス(渋谷区)を訪問、代表の白井進さんに事情を説明すると「えっ、そんなブームがあるんですか!?」と驚いている。日本では同社サイト(www.lusterx.co.jp/)のほか、原美術館ザ・ミュージアムショップ、東急ハンズ銀座店9Fなど都内数カ所で販売しているが、とくにバカ売れしているわけではないそうだ。

とりあえず、1袋1365円のキットを大量に購入。中には芯となるゴムボールと約270本のカラフルな輪ゴムが入っている。さっそく開始。集中すれば20分程度で1袋分を巻き終える。色のバランスを考えながら無心で巻いていると、軽いトランス状態に。最終的には1週間かけて13袋、約3500本を巻いた。直径約15cm、ずっしりと重い。不思議な達成感。そして、何よりも人に見せると一様にびっくりしてくれるのが楽しい。

このブーム、日本にも飛び火する? 輪ゴムの国内シェア6割、「オーバンド」で知られる共和(大阪市)に問い合わせると「ブームの存在は知っていますが、日本で類似商品を販売する予定はとくにないですねえ」(同社広報)。これ、もしかするとビジネスチャンスかもしれません。


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