全面喫煙OKのカフェも登場!

スモーカーの強力な助っ人分煙インフラの進化に期待大!

2009.07.16 THU


03年の「健康増進法」施行で、公共施設内での分煙が義務づけられた。今年4月からは、JR東日本も首都圏の駅構内を基本全面禁煙に。 

僕も含めた喫煙者は肩身が狭い昨今だが、そんな折、全面喫煙OKの喫茶店「カフェトバコ」が登場した。08年10月に有楽町店、09年4月に新橋駅前店がオープン。運営会社の東和フードサービスは言う。

「おいしいコーヒーを飲みながらゆっくりとタバコを吸いたいというニーズは大きい。ビジネスタイムは8割以上の席が埋まります」(販売促進グループ)

業務用の強力な空気清浄機、換気扇などで徹底的に排煙。クリーンな空気を保つ。

ところで、オフィスなどの狭くてヤニ臭い喫煙室。あれは、もう少し何とかならないものか。隣り合わせた女性と恋のひとつでも生まれればいいが、そんな気配もない。

しかし、分煙インフラも進化していた。

新千歳空港にある5カ所の喫煙所では、「誘引気流分煙システム」を導入。天井付近に循環気流を発生させ、タバコの煙を効率的に誘引・除去する最新鋭のシステムだ。

「内部が臭くないのはもちろん、外にも煙は漏れません。少ない換気排気量で済むので冷暖房の省エネも期待できます」(開発元のミドリ安全エア・クオリティ)

また、今年4月に竣工した丸の内パークビルの喫煙室もすごい。換気回数の目安は通常のオフィスで3~6回/h(博報堂DY調べ)だが、ここは強力な排気フードで65回/hを実現。開発元の三菱地所によれば、「最高水準のオフィスビルにふさわしい機能と、高級感とくつろぎ感を併せ持つ上質な空間づくりを目指しました」(ビルアセット開発部)とのこと。

最後に、本家であるJT本社の1階喫煙エリアは「発熱ガラスが上昇気流を発生させ、煙を押し上げる」(たばこ事業本部社会環境推進部)というハイテクぶり。

いずれも発想は「人を分けずに煙を分ける」。喫煙マナーを守りつつ、分煙インフラの進化にも期待したい。


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