めくるめく女子生態学

第6回 ダイエットは女子の永遠のテーマ?

2009.09.24 THU

めくるめく女子生態学


仕事が深夜にまで及ぶと、つい高カロリーなモノを摂取してしまう…のは昨日までの私!! 平山先生のお話を聞いてから、デスクにはアロマキャンドルを設置。眠気覚ましのコーヒーをハーブティーにかえてみました!

日本の女子は世界的にも“痩せたがり”!?



男子の皆さんはあまり興味のない(と思われる)ダイエットですが、女子にとってはライフワーク同然。

常に「痩せなきゃ!!」と思っているのが女子なのです。かくいう私は、(かわいく表現すると)ぽっちゃりさん。真夜中にから揚げ弁当&アイスを平らげながらも、常々「痩せたい!!」と熱望しております。皆さんの周りにも、太っていないのに痩せたがる女子や、食べるくせに痩せたがる女子、結構いるんじゃないですか?

でも、私のようなぽっちゃりはともかく、十分細い女子も「痩せなきゃ!!」と感じるのはちょっと不思議ですよね。これだけ女子が痩せたがるのに、男子がダイエットに興味がないのも謎。何か理由があるんでしょうか? 江戸川大学社会学部で身体論を研究する平山満紀准教授に聞きました。

「日本人女性が体型に関係なく痩せたがるのは、日本に痩せているのが美しいという考えが浸透しているから。この考えは、1967年にミニの女王ツイッギー(当時、167cm/41kgという超スリム体型!!)が来日し、ミニスカブームが起きたことで普及し始めました。一般的に、生活水準が高まった社会では、豊満よりスリムな体型が評価されますが、日本の女性は特に痩せ願望が強く、先進国の中でも痩せた女性が多いんです。また、そもそも女性は見られる側で、男性は見る側という構造が世界的にもできあがっています。男性がダイエットに興味がないのはそのためですね」

ということは、日本の女子は男子に好かれるために痩せたがっているってこと?

「そうとも限りません。女性は、男性が魅力的だと感じる以上に痩せたがる傾向にあります。求められる以上の域を目指して、女性同士でお互いを監視し、追い詰め合っているのです。自分からゴールのない痩せ願望に陥っている状態といえます」

日本の女子ってストイック!! これは、他人の目を気にする国民性が関係しているんですって。でも、ダイエットも悪い面ばかりではないそう。

「男性は、食べることでストレスによる頭や身体の緊張を解消しがちで、中年になるとメタボの悩みを持つ人が増えます。でも、女性はあくまで見られる側という意識があるので、アロマやマッサージなど、美につながるような食事以外のリラックス方法を工夫しているのです。ダイエットで頭がいっぱい!!という状態も、栄養のとりすぎも、身体が求める食事量に対して鈍感な状態。男性も女性も、食べること以外で自分をリラックスさせて、食事量への敏感さを取り戻すことが大事です。そうすれば、身体が本当においしいと感じるものを少量食べるだけで満足できるようになりますよ」

私も今夜から、深夜の暴食をアロマにチェンジします!
写真は今回お話を聞いた吉田輝幸さん。さすが、納得のいいカラダ!! 主にプロのアスリートを対象としたパーソナルトレーナーとして活躍し、最近ではEXILEをはじめ、トップアスリート、タレント、モデルの身体づくりに携わっています

男子もダイエットが必要?理想の体への近道とは



女子は、常にダイエットを意識する生き物。「ウエストを細くしたい」「もっと小顔に!」など、自分の思う魅力的な体型に欠けているものをちゃんと把握しているような気がします。

一方の男子は、女子に比べて自分の体に結構無関心。社会人数年目にもなると、明らかに学生時代と容貌が変わり、オジサンへの階段をのぼっている人もチラホラ。これは男子が、理想の体型をつかみきれていないからでは? というわけで、EXILEのパーソナルトレーナー・吉田輝幸さんに聞いてきました。ズバリ、見栄えのいい男のカラダって?

「理想はEXILEのHIROさんのような細マッチョ。タイトなスーツも着こなしながら、Tシャツになると意外と筋肉質で、ほどよく逆三角形というのがベストでしょう。経験からいって、だいたい体脂肪率11%以下が最初の目標値。このくらいになると腹筋が割れてきます。男性は筋トレというと腹筋や胸の大胸筋ばかり鍛えますが、専門家としては肩の三角筋や背中の肩甲骨まわりも一緒に鍛えることをオススメしますね。三角筋は肩幅を広く見せ、肩甲骨は背筋を伸ばしてくれるので、体をたくましく見せるのに効果的です」

肩と肩甲骨! これは結構盲点かも。でも、自宅で鍛えられるような部位なんですか?

「簡単ですよ。三角筋は、ペットボトルを持って腕を上下させるだけでOK。肩甲骨まわりは鍛える以前にほとんど動かしていない人が多いので、意識して動かすところから始めましょう。まずは筋トレという習慣づけが一番大事。男性の筋力は25~28歳をピークに、何もしなければ年々1%ずつ低下してしまうんです。今から鍛え始めるのとそうでないのとでは、10年後の体に歴然とした差が出ますよ」

ひゃ~、コワイ!! 普通にしていたら、今の体型を維持するのも難しいってこと!?

「女性は皮下脂肪がつきやすいけど、男性は内臓脂肪がつきやすい。R25世代で、普段、不摂生をしているという方は、まずお腹がたるんでいないかチェックしましょう。また、筋力が落ちるときは筋肉量が一番多い脚から落ちていくので、脚が細くなってきたなと感じたら危険信号。今日からでもトレーニングを始めること。ただし、初日に全力投球すると続かないので、楽すぎるくらいのトレーニングから徐々に増やしていくのがポイント。コツコツ、が結局は一番の近道なんです」

あぁ、身にしみるお言葉。筋トレもダイエットも結局は「継続は力なり」、なんですね!! 今はビール腹のあなたも、毎日続ければ10年後にはEXILE体型に!? 体への過剰な意識も無関心も
結局は不健康につながってしまうなんて、
なんだか皮肉な話ですね。

今回の取材では、ダイエットを通して、若い女性の痩せと、
中年男性のメタボが混在する、
アンバランスな日本の姿を垣間見ることができました。

ストレス社会、なんていわれる現代では、
おいしいものを身体が求める量だけ食べるって、
簡単なようですごく難しいことなのかもしれません。

さて次回は、女子の大好きなキラキラしたもの、
「デコ」という文化について調べますよ。
携帯やパソコン、カバンやノートなど、女子のデコりは限界知らず!
男子の皆さんが知らない間に、エラいことになっているようです。
次回の記事をお楽しみに!

ここで男子の皆さんにお願いです。
「女子の○○な行動は解せん!」
「こんな変な女子が周りにいる」
などなど、皆さまからの疑問やご意見をお待ちしています。
今後、ガシガシ解決していくので、どうぞお楽しみに。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト