珍グルメ探偵団

第6回 夜の効果は…!? 睾丸&ペニスを食す!

2009.10.09 FRI

珍グルメ探偵団


こちらは豚の睾丸。一見、おいしそうな生肉に見えますが、やっぱり“睾丸を食べる”となると…。いつもそうなんですが、珍グルメは先入観との闘いです…

中国では回春のために!魅惑の生殖器料理



冬場に旬をむかえる白子(魚の精巣)をはじめ、ちょうちん(鶏の卵巣)やからすみ(ボラの卵巣)など、生き物の生殖器っておいしいものが多いですよね。飲食店で発見するとつい注文したくなる方も多いのではないでしょうか? しかし、生殖器のなかでも睾丸やペニスを使った料理って、普段あまり目にしません。目にしたとしても、「おいしそー!」という感覚よりは、「えー、どうなの!?」と、一瞬ギョッとしてしまいそう。

「確かに、日本人にとってはあまりなじみのない料理かもしれませんね。でも、スペインには牛の睾丸を揚げた料理『雄牛の睾丸のフリッター』というものがあり、牛の睾丸は稀少な部位のため、珍しい料理として扱われているんですよ」

と、教えてくれたのは『世界奇食大全』の著者、杉岡幸徳さん。スペイン以外にもそういった料理を食べる地域はありますか?

「主に中国ですね。中国では、牛や豚はもちろん、鹿、ロバ、キツネ、タヌキなど様々な動物の生殖器を食べます。なかでも、トラのペニスは高価な物とされていますよ。中国には医食同源という思想があり、肝臓が悪ければ肝臓を食べ、心臓が悪ければ心臓を食べる、といった自分の悪いところを食べる習慣があるので、生殖器に問題がある場合にそういった料理を食べるんですよ」

なるほど。で、実際はどうなんですか? やはり効くものなのでしょうか?

「う~ん、ペニスや睾丸に食べて効くような男性ホルモンが入っているわけではないですからね。科学的な根拠はないと思います」

ちなみにお味のほどは?

「僕は牛のペニスしか食べたことがありませんが、臭みを消すためか、かなり強めに味つけされていたので、そのもの自体の味はしませんでしたね(笑)。ただ、食感はトロっと、ヌメっとした感じでしたよ。その場にいた友人には、『これは牛のアキレス腱だから』と言って食べさせたのですが、おいしい、おいしい、と喜んで食べてました(笑)」

牛のペニスはトロっ、ヌメっかぁ。じゃあ、他の睾丸やペニスはどんな味なんだろう。絶倫効果はさておき、ゲテモノ女子としてはかなり気になります! でも、やっぱり睾丸やペニスを食べる、ってちょっと気がひけますね。
『ほうでん刺し』。ちなみに一皿で、ひとつの睾丸の1/4を食べたことになるそう。いやはや、なんとも…

豚の睾丸に、クジラのペニス…動物の生殖器を食べてみた!



医食同源の思想を持つ中国では、科学的な根拠はないものの、回春のために食べられているというペニスや睾丸。『世界奇食大全』の著者、杉岡幸徳さんの話によると「牛のペニスは、強めの味つけでそのもの自体の味はしないものの、トロっと、ヌメっとした食感」とのこと。ならば、他の動物はいかがなものか!? さっそく、動物の生殖器を食べてきました!

まずは、新宿三丁目にあるホルモン専門店『新宿ホルモン』で、豚の睾丸にチャレンジ! 「刺身と焼きがあるんですが、今日は新鮮なやつが入ってきてるので、ぜひ刺身でどうぞ!」と、店長さんに言われたので、豚の睾丸の刺身『ほうでん刺し』(630円)をオーダー。まるで鶏肉のようなピンク色をした睾丸の刺身。タレがからまっているうえに、新鮮だけあってかなりテラテラと輝いている。「生かぁ生の睾丸かぁ」と、恐る恐る口に運んでみるとなんともパンチの効いた食感! レバ刺しのようなトロっとした感じなのですが、一切れの厚みや大きさがけっこうあり、口いっぱいに生の睾丸が広がっていく。肝心な味はというと、ネギとタレが効いているせいか、生臭さはまったく感じなく、ほんと、新鮮なレバ刺しそっくり。一口目はかなり衝撃的でしたが、食べていくうちに「うまぁ~い!」と感じるように。肉の刺身系が好きな人はきっとハマります。
こちらは『たけり』。店内にはクジラのペニスが飾られているのですが、巨大な角とでもいいますか…。40~50cmくらいの長さがあり、「これの中身を食べたのか…」と思うと、やっぱりちょっとフクザツな気持ちに…
お次は、第2回の『官能的な味!? 各種脳みそ食べ比べ!』でも訪れた、クジラ料理専門店『樽一』で、クジラのペニス刺し『たけり』(740円)にトライ!  周りの皮をそぎ、一度ボイルしてあるというこの料理。見た目はさいたエイヒレのような感じ。さっそくいただいてみると、おぉー! 魚のダシのような風味が口のなかに一気に広がったあと、クジラベーコンのような味がしてくる。ショウガと万能ネギ、しょうゆをつけて食べるのですが、それらをつけなくてもしっかりと味がする。「これ、何かの食感に似ているんだよなぁ」と、延々考えながら噛んでいて、ようやく思い出しました。ミミガーです! 食感はミミガーにすごく似ています。ゼラチン質でくにゅくにゅしていて。これはお酒のアテにぴったり。

と、睾丸&ペニスを味わった私。男性器だけにチン(珍)味とでもいいますか、貴重な体験をしたなぁと感無量。ちなみに私は女性なので、効果のほどはわからないのですが、杉岡さんに伺ってみたところ「僕の体に効果はなかったですよ」とのこと。さらに、この日同行してもらった上司(男性)に訪ねたところ「う~ん、全然わかんない。特に何もなかったよ」ですって。やっぱり。

まぁ、効果はさておき、チン味に挑戦してみたい人はぜひ! ついに『珍グルメ探偵団』のグルメ旅は生殖器にまで到達!
立派です、ゲテモノ女子!!

と、今回は自分で自分を褒めたくなるほどの食材でした。
なんか、やっぱりちょっとねぇ。
申し訳ない感じがするんですよ(笑)。

男性の読者の方、ペニスや睾丸を食べたなら、
ぜひ、そのときの心境を聞かせてくださいね!

さて、次回も珍グルメに挑んでいきたいと思います!
みなさんからのご意見&ご感想もお待ちしていますので、
どしどし投稿してください!

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