めくるめく女子生態学

第9回 女と男と酒の謎

2009.11.05 THU

めくるめく女子生態学


顔が赤くなると“あんまり飲めない女の子”感が演出できそうで、個人的にはちょっと羨ましいです。でも、顔が赤いからといって、お酒に弱いわけではないんですね

酒に強いor弱いを決めるのは?男と女、ホントはどっちが強い?



職場の飲み会なんかでよく「男は5000円、女は3000円で!」なんて会費のやり取りがありますよね。

男と女では食べる量も飲む量も違うから、という理由だけど、お酒が飲めない男性は「なんでオレまで」とグチのひとつもいいたくなるところかと思います。食べる量はさておき、女子が男子より飲めないというイメージに根拠はあるんでしょうか?

「お酒に対して強いor弱いを決めるのは、いわゆるアルコール遺伝子と、肝臓の機能の2つ。遺伝子に男女差はほとんど見られませんが、肝臓の機能はその大きさ=体格に比例します。そのため、血中アルコールの消失スピードは、女性より男性の方が平均して1.5倍ほど速いということに。こう考えると、概して体格のいい男性の方がお酒に強く、小柄な女性の方がお酒に弱い、とはいえますね」

こう教えてくれたのは、表参道内科胃腸科クリニック院長で肝臓専門医の大黒学先生。
女子=お酒に弱いというイメージには、ちゃんと根拠があったんですね。詳しく教えてください!

「アルコール遺伝子と呼ばれるのは、顔が赤くなるなどのフラッシング反応が出るかを決める1B型アルコール脱水素酵素2と、アルコールを分解する能力が高いかどうかを決める2型アルデヒド脱水素酵素2。特に後者の酵素の働きが強いのが、俗に酒豪と呼ばれる人です。遺伝で先天的に決まるため、アルコール遺伝子的にまったくお酒を受け付けない人は、いくら大柄でも(肝臓が大きくても)酒豪にはなれません。逆に、アルコール遺伝子的に酒豪タイプの人は、いくら小柄でも(肝臓が小さくても)ザルのように飲めるわけです」

では、飲み会で一緒になった女子がお酒に強いかどうかは、どうすれば見分けることができる?

「残念ながら、しばらく飲んでいただかないとわかりません。すぐに顔が赤くなる=お酒に弱いという印象を抱きがちですが、赤い顔のまま長時間飲み続けることができる人も少なくありません。女性の飲むスピードが落ちないなら、まぁまぁ強いものと判断して、飲みすぎない程度に勧めてもいいでしょう」

こればっかりは飲んでみないとわからないんですね。うーん、残念!

ちなみに、社会人になってからお酒に強くなった30歳を超えてから酒に弱くなったなんて話を聞くことがありますが、これはどちらも起こりうることなのだそう。遺伝的に受け付けない体質でなければ、お酒はトレーニングで多少強くなり、加齢とともに肝機能が衰えることで弱くもなるんですって。
潮凪さんいわく、シチュエーションも重要! これまた和テイストのお洒落なバーなら、女子の気持ちのハードルも下がるんだとか。やっぱり日本人は“和”にホッとするんでしょうか?

女子とふたりで心ゆくまで酔いしれる! スーパーテク



「今日こそは!!」と思って女子を飲みに誘うこと、ありますよね?

そんなとき、相手がお酒に強すぎると自分がつぶされちゃうし、弱すぎても寝られたりして結局計画はパーに。ふたりで気持ちよく酔う方法はないものか、お悩みの男性もいるのでは? というわけで、『恋運上昇大人の合コンStyle book』などの著書を持つ恋愛エッセイスト・潮凪洋介さんに聞きました! 女子を酒の強さ別に攻略する方法を教えて!!

「まずは相手がどれほど飲めるのか、自然に確認することが大事です。僕なら、『今夜はふたりでお祭りだ!』的なノリで、1杯目はテキーラを勧めてみます。それで断固拒否されたら、あまり飲み慣れていない証拠。テキーラトニックを頼んで、2杯目からは相手が好きなお酒を自由に頼ませてあげましょう。逆にノリノリでテキーラを飲んだら、結構お酒に自信がある証拠。手強い相手なので、つぶされないよう自分が酔いにくいお酒で杯を重ねましょう」

なるほど、まずは敵を知ることからなんですね。では、どんなふうにお酒を勧めればいい?

「強くても弱くても、基本的には相手が自分の好きなお酒をどんどん頼みたくなるような雰囲気づくりをするのがベスト。カクテルなど強いお酒ばかり勧めると『酔わせようとしているのでは?』と警戒されてしまいますよ。勧めるとしたら、自分が飲んでいるお酒。『こっちもおいしいよ』といって勧めれば、自然な流れで相手も飲んでくれるはず。それが焼酎なら完璧です。洋酒を使ったカクテルなどは、お洒落な反面、軽いイメージもあるもの。それが焼酎になると、不思議とじっくり飲んでいるような雰囲気になるんです」

恐るべき、和のパワー!! ちなみに日本酒でも同じでじっくり飲んでいる雰囲気を演出できるそうですが、日本酒は苦手とする女子が多いので飲んでもらえないことも多いのだとか。うーん、勉強になります。では、そもそもたくさん飲ませるにはどうすれば?

「どちらかがオーダーしたときに、マメに乾杯をすること。女性は魔法にかかったように飲んでくれますよ。でも一番は、女性の話を聞いて、共感して、気持ちよくさせてあげること。相手にばかり飲ませようとするのではなく、自分から飲んで雰囲気を盛り上げることです。結局、相手の女性がお酒に酔ったら失敗。ほろ酔い程度で雰囲気に酔ってもらえれば成功といえますね」

なるほど。最終的な勝負は酒任せにはできないんですね。

男性の皆さん、このことをよ~く肝に銘じて、女子との飲みに挑みましょう。くれぐれも、飲みすぎ注意!! 実は私、結構飲めるクチなんです。

飲み会では最初の一杯でピッチャー(ビール)を頼んで、
ひんしゅくを買うほど。

だからずっと女子の方がお酒に弱いなんてただのイメージで、
世間の女子はみんなカワイイふりをしてるんだろうと思ってました。
いや~、疑ってごめんなさい。
本当に飲めない女子もいるんですね。

というわけで(どういうわけで?)、
酔わせてくれる男性、熱烈歓迎です!!

ここで男子の皆さんにお願いです。
「女子にひとこと言いたい!!」
「女子はどうして○○が好きなの?」
などなど、皆さまからの疑問やご意見をお待ちしています。
今後、ガシガシ解決していくので、どうぞお楽しみに。

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