実は堀江さん、筋金入りの元ギャンブラーなんです

ホリエモンが楽しそうに語る「ミッドナイト競輪」の可能性。ただ、最後の質問で怒られました…

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トレンド
ほぼ毎日、夜8時30分から夜11時30分まで全国で開催されている「ミッドナイト競輪」。

スマホで手軽に競輪の視聴・投票を楽しめる競輪アプリ「WINTICKET(ウィンチケット)」によると、この「ミッドナイト競輪」は新しい夜のエンタメトレンドになりつつあるそうです。

しかし、まだまだ「ギャンブル=怖い」というネガティブな印象が強く、その魅力をちゃんと伝えられる機会が少ないんだとか。

実際、新R25読者のなかにも「競輪ってただのギャンブルでしょ?」と思っている方はいるはず。

そこで新R25ではこんな企画を考えました。
新夜あそび論 知ってる?ミッドナイト競輪」。さまざまなキャストと一緒に、 “夜あそび”や競輪の楽しみ方を掘り下げていく連続企画です。

窪塚洋介さん・鈴木もぐらさん(空気階段)に続いてご登場いただくのは、我らが堀江貴文さん

じつは堀江さん、「学生時代にプロの競馬予想師を目指していた」という過去を持つ筋金入りの元ギャンブラー

そんな堀江さんから見た競輪の醍醐味と、「ミッドナイト競輪」をさらに盛り上げる方法を教えてもらうことに。

いつになく楽しそうな堀江さんによる、“マニア目線”の競輪トークをお楽しみください。

〈聞き手:渡辺将基(新R25編集長)〉

「ミッドナイト競輪は上手いところを突いてる。伸び代しかない」

渡辺

渡辺

堀江さん、競馬は好きだってよくおっしゃってますけど。競輪に馴染みはあるんですか?
堀江さん

堀江さん

あるある。俺、大学のころ自転車競技やってたもん
なんかちょっと意外
堀江さん

堀江さん

通ってた中高が福岡の久留米競輪場の隣にあったから、ずっと興味があったんだよ。

放課後になると選手がみんな練習してて、俺らがのぞきに行くと「乗るか?」とか言ってくれてさ。

競輪界の“レジェンド”って呼ばれてる中野浩一さんも同郷だし。
渡辺

渡辺

そんなに身近だったんですね。

そういえば堀江さん、トライアスロンでも自転車が得意だって言ってましたもんね。
堀江さん

堀江さん

うん。だから「ミッドナイト競輪」も知ってるよ。無観客かつオンライン(インターネット)でやってるんでしょ?
渡辺

渡辺

そうなんですよ。改めて説明すると…

「ミッドナイト競輪」は、ほぼ毎日夜8時30分〜夜11時30分までの間に、約15分おきに開催されるレースです

基本的には無観客開催で、レースの模様はインターネットで中継されます。WINTICKETなどの競輪投票アプリを使って、スマホで気軽に投票できるのが特長です。
堀江さん

堀江さん

やっと時代が追いついたって感じだよね

ギャンブルに寛容な国だと、今はとっくにオンラインベッティングが主流だから。
渡辺

渡辺

そうなんですか?
堀江さん

堀江さん

うん。ラスベガスに行くと、全米のスポーツがたくさん中継されてるし。

日本はコロナでやっとそういう動きが出てきたけど、そうなるのも当たり前というか…俺からしたら遅いくらいの感覚。
渡辺

渡辺

じゃあ、オンラインベッティングは日本でもこれからどんどん伸びていくと思いますか?
堀江さん

堀江さん

もちろん。伸び代しかないでしょ
愚問失礼しました
渡辺

渡辺

「ミッドナイト競輪」のもうひとつの特長は、ほかの公営ギャンブルが動いていない「夜」に賭けを楽しめるところです。終わりはなんと深夜11時半まで。
堀江さん

堀江さん

まさにそこ(夜の時間帯)がギャンブル市場の穴場だよね。上手いことやるなぁと思った。
渡辺

渡辺

WINTICKETは、帰宅後に自宅でくつろぎながら「ミッドナイト競輪」を楽しむ“宅ガケ”という新しいエンタメを提唱してるんですよ。

堀江さんも、もしギャンブルにどハマりしてた学生時代に「ミッドナイト競輪」があったら、やりたかったんじゃないですか?
堀江さん

堀江さん

むしろなくてよかったよ。そんなのあったら廃人化してた。
ちなみに、「ギャンブルを適度に楽しむコツってあるんですか?」と聞いたら「ない」とのこと…みなさんはほどほどにお願いしますね

「ミッドナイト競輪」をさらに盛り上げるためには?

渡辺

渡辺

いろいろ可能性がありそうな「ミッドナイト競輪」ですが、さらなる盛り上がりをつくるとしたら、堀江さんなら何をしますか?
堀江さん

堀江さん

そうねぇ…俺、競輪を好きになったのはマンガがきっかけなんだよ。

ギャンブルレーサー』って知ってる? 30年前くらいのマンガなんだけど。
渡辺

渡辺

いや…知らないです。
堀江さん

堀江さん

ギャンブル漬けのレーサーが主人公のマンガで。絵はクセがあるんだけど、これが面白いんだよ。
渡辺

渡辺

へぇ、何が面白いんですか?
堀江さん

堀江さん

そりゃもう、人間ドラマ。競輪ってめちゃくちゃドラマチックだから。
堀江さん

堀江さん

『ギャンブルレーサー』の主人公は架空のキャラクターなんだけど、それこそ中野浩一さんとか、実在の競輪選手もけっこう出てくるわけ。

中野さんはもう、とにかく強いんだよ。世界選手権を10連覇してるし、足なんてこんくらい太いんだから。
ちょっと大げさに表現しすぎている堀江さん
堀江さん

堀江さん

でも、そんな“レジェンド”ですらライバルに出し抜かれたりするのが、競輪の面白いところなわけ

『ギャンブルレーサー』には、中野さんと“ゴールデンコンビ”って言われてた井上茂徳さんも出てくるんだよ。
渡辺

渡辺

すみません、存じ上げないです…
堀江さん

堀江さん

井上さんもレジェンド級のレーサーだよ。

井上さんはマンガ内で中野さんと「ライン」を組んで、中野さんを風除けにしてパワーを温存するんだけど…
「ライン」とは、空気抵抗の影響を低減するために、選手がチームを組んで一列になって走ること。「敵同士の選手があえて協力し合う」という、競輪の奥深さが表れたルールです
堀江さん

堀江さん

終盤になって、井上さんが中野さんを“差す”。つまり、最後の最後に中野さんを追い越して勝っちゃうんだよ。

それで中野さんは「チクショーー!!!! 茂徳!!!!」って(笑)。
今日の堀江さんはずっと楽しそう
堀江さん

堀江さん

井上さんは井上さんで、しょっちゅう「中野のヤロウ!!」ってブチ切れてる。

これはマンガの話だけど、実際の競輪もそういうせめぎ合いの繰り返しなんだよ
渡辺

渡辺

なかなかリアルですね(笑)。
堀江さん

堀江さん

けっこう泥臭いんだよ、競輪って。
ちなみに堀江さんいわく、ラインは「強すぎる中野選手をなんとかして倒す」ために生まれたルールなんだそう
渡辺

渡辺

競輪は集団競技の側面もありながら、最後は個人戦になるのが面白いですよね。たしかにドラマが生まれそうだなと思いました。
堀江さん

堀江さん

そう! そこが競馬とか、他の公営ギャンブルと違うところなんだよ。

オートレースとかは完全に個人競技だし、競馬は自分が何してるかわかってないじゃん
その言い方はどうなんでしょう…

【盛り上げ方①】 競輪ドラマや競輪マンガを流行らせる

堀江さん

堀江さん

競輪を盛り上げるなら、そういう人間ドラマをもっと押し出せばいいのに

「ミッドナイト競輪」はせっかくABEMAが配信してるんだから、競輪選手を主人公にしたドラマとか作ればいいじゃん。

『ギャンブルレーサー』みたいなコミカルな要素があると面白いから、鈴木おさむさんあたりに脚本頼んでさ(笑)
渡辺

渡辺

ただ、ドラマ化するとしても、今の競輪って中野選手みたいな“スター”があんまりいないですよね。
堀江さん

堀江さん

いやいや、スターは作っちゃえばいいんだよ。
渡辺

渡辺

作る? 中野選手みたいな圧倒的に強い選手がいればいいですが…
堀江さん

堀江さん

強さはひとつの武器でしかないよね。

たとえば新庄(剛志)はもちろん素晴らしい選手だけど、大谷(翔平)と比べたら“超一流”と“一流”くらいの実力差はあるじゃん。
渡辺

渡辺

まぁ…そうかもしれません。
堀江さん

堀江さん

でも、新庄は間違いなくスターでしょ?

それって、メディアが新庄を“スター”として取り上げたことも影響してると思うんだよね。

だから、プロデュース次第でスターは作れるんだよ
渡辺

渡辺

なるほど…発掘して磨けば、輝く選手はたくさんいそうですもんね。
堀江さん

堀江さん

そうだよ。ABEMAはMリーグで、多井(隆晴)さんを麻雀界のスターにした実績もあるわけだし。
渡辺

渡辺

たしかに。
堀江さん

堀江さん

競輪選手なんて、ゴリゴリの肉体派ばっかだから。イケメンも多いと思うよ。

なんなら、そのスターをモデルにしたマンガを作ってもいいじゃん

それをABEMAでアニメ化なりドラマ化なりしてさ。間違いなく伸びると思うよ

【盛り上げ方②】 みんなで楽しむ“競輪バー”を作る

堀江さん

堀江さん

あとは、せっかくミッドナイトにやってるんだから、その時間に競輪を体験できる機会がもっとあってもいいよね。
渡辺

渡辺

たとえばどういう機会が?
堀江さん

堀江さん

スポーツバーならぬ“競輪バー”みたいなのを作って、「ミッドナイト競輪」を流すとか。それをみんなで見ながらスマホで投票する。
渡辺

渡辺

なるほどなぁ。

初心者にとっては、まわりの人に楽しみ方を教えてもらえる機会は大きいですね。マスターにも解説してほしい(笑)。
堀江さん

堀江さん

ギャンブル好きがワイワイ集まって、「おい!3番!もっと来い!!」とか言いながらお酒飲んで…盛り上がりそうだよね。
渡辺

渡辺

勝っても負けても、間違いなくお酒がすすむ…

そういう場所で競輪の魅力にハマって、家でも楽しむようになるっていう流れはありそうですね。

最後に「ギャンブルはビジネスにも活きるんですか?」と聞いてみた

渡辺

渡辺

最後に伺いたいんですが…堀江さんって「競馬」が起業のきっかけのひとつになったと話してたじゃないですか。
学生時代にPCで競馬予想ソフトを駆使して競馬にのめり込んでいた堀江さん。しかし、大学4年になると「社会とのつながりが競馬だけでいいのか」という思いで、導かれるようにIT業界へ
渡辺

渡辺

堀江さん的には、「ギャンブルで培った経験はビジネスにも活きる」と思いますか?
堀江さん

堀江さん

いやいや…そんなこと考えてギャンブルやってるわけないじゃん。
久々に怒られた
堀江さん

堀江さん

スティーブ・ジョブズの名言で、“Connecting the dots”っていうのがあるじゃん?

ジョブズは若いころ、カリグラフィーの勉強とかインド放浪とかをしてて。あとからその経験が、点(dots)と点がつながるようにMacやiPhoneの開発に活きた…みたいな話。
渡辺

渡辺

有名なスピーチですよね。大学の卒業式の。
堀江さん

堀江さん

そう。この話をすると、それを誤解した若者から「堀江さん、これは将来“dots”として役に立つんでしょうか?」とか聞かれるわけ。

…違うんだよ。役に立つかを考えて“dots”を探してちゃダメなの!
「新R25も、なんでもかんでもビジネスに結びつけたがるじゃん!」すいません…
堀江さん

堀江さん

スピーチをちゃんと聞くと、ジョブズはこう言ってるわけ。

「カリグラフィーを学んだときは先のことなんて考えてなかった」「将来を見据えて点と点をつなぐことはできない。できるのは後からつなぎ合わせることだけだ」って。

要するに、ジョブズの発言の真意は「今目の前にあることにガムシャラになれ」ってことなんだよ。
堀江さん

堀江さん

未来のことはいいから、“今”興味があることにのめりこんでみたらいい。

そうやって深くのめりこんだ経験が、たまたまあとから“connect”するってだけだから
渡辺

渡辺

ミッドナイト競輪も、「まずはハマってみたらいい」と。
堀江さん

堀江さん

そうだよ。もちろん身を滅ぼすのはよくないけど。

今はせっかくスマホで手軽にできるんだから、興味があるならまずはやってみればいいじゃん。

なんでも小ズルく考えようとしないでさ。
堀江さんがイキイキと語ってくれた競輪の魅力と「ミッドナイト競輪」の可能性。

ビジネスメディア(?)らしく、最後は仕事と競輪を結びつけようとしてしまいましたが…それは愚問だったようです。

「やる理由」を探す前に、興味があればやってみればいい。肝に銘じておきます!

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ぜひこの機会をきっかけに、ミッドナイト競輪の魅力を体験してみてください!
〈取材・編集=渡辺将基(@mw19830720)/文=石川みく(@newfang298)/撮影=長谷英史(@hasehidephoto)〉