もう寝坊しなくなるかも!?

まるで“腕につけられる財布”。販売好調・Apple Watchの「ホントに便利な使い方」

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9月22日にApple Watchの新型モデルとなる「Apple Watch Series 3」が発売が始まった。台湾メディア『DigiTimes』によるとApple Watchの出荷本数が今年で1,500万本を上る見通しであることがわかり、来年には2,000万本に達すると予測している。

なんだかApple Watchがまた話題になりそうだけど、そもそも何が便利なんだっけ? 知っているようで知らないその魅力を、約1年間Apple Watch2を肌身離さず使用しているという営業職の男性、やっすう@ありんこさんに話を聞いてみた!

Apple Watchは“腕につけられる財布”。都心部なら手ぶらで外出して1日生活できる!?

Apple Watchを購入して以来、財布いらずだというやっすう@ありんこさん。

「電車の運賃はもちろん、コンビニや飲食店での支払いなど、さまざまなシーンにおいてApple Watchで支払いができます。これが本当に便利です」

AppleWatchは「Suica」「Quick Pay」「iD」の3つの電子マネーに対応しており、電子マネーリーダーへ腕をかざすだけでサッとスマートに支払いを済ませられる。便利なスマホ決済よりもさらにラクなのだ!
この便利さは伝わりづらいかもしれないが、つまりは何も持たずに外で生活ができるということ。電子マネーで支払いができる店はどんどん増えており、都心部なら財布を持たずに1日過ごすことも可能だろう。Apple Watchはまさに“腕につけられる財布”といえる。

振動で通知に気づくので重要な連絡を見逃さない!電車でちょっと寝たいときにも便利

「ほかにも手元でスケジュールや電話、メールの通知が確認できるのはいいですよ。もちろんiPhoneでもできますが、Apple Watchなら振動が腕へ直に伝わるので、ほぼ100%気づけるところが違います」
出典

やっすう@ありんこさん提供

ポケットにスマホを入れて歩いていると、電話がかかってきても気がつかないときがある。プライベートのたわいもない連絡であればいいが、仕事の連絡で即レスが求められる場合は気づかないのは困る。そんなときにもApple Watchへ通知がくれば見逃さない。

振動による通知はアラームとしても活躍。不快な音が鳴らないのでストレスなく起きられるし、電車でちょっと寝たいときにも周りに迷惑をかけずに済む。

さらに、専用のスケジュール管理アプリを使えばもっと生活は便利になるだろう。たとえば「PROPELa」というアプリは、カレンダーにある予定の位置情報をもとに電車や徒歩の移動時間を考慮して、出発時刻を自動で算出。

出発の準備が必要な時間になったら通知してくれる。「そろそろ準備しなさいよ」と言ってくれるなんて、ちょっと母親みたい!?
(画像は「PROPELa」公式ホームページのスクリーンショット)

専用デバイス並の機能+ミュージックプレイヤーでランニング用途にも最適。帰りにドリンクも買える!

最近は若いビジネスマンでも健康に気を遣っている人が多いが、Apple Watchはスポーツウォッチとしても秀逸だ。

走ったルートや消費カロリーなどを細かく記録できるので、日々の運動のモチベーションになると思います。ランニング中の音楽もApple Watchのみで聴けて操作もラク。運動好きの人にはオススメです」
出典

やっすう@ありんこさん提供

Apple Watchをつけて運動した記録はiPhoneでも見られる。
運動記録ができるGPS対応の時計はこれまでにもあったが、AppleWatchはそういったランニング専用デバイス並の機能を搭載していながら音楽も聴けるという便利さ。

さらに前述の決済機能と組み合わせれば、ランニング帰りにそのままスポーツドリンクを買うなんてことも可能なのだ!

ビジネスやプライベートの場で会話のキッカケになることも多いというAppleWatch。「所詮、時計でしょ」なんて思っていたが、こうして話を聞いてみると想像以上に僕らの生活を便利にしてくれそうだ。

〈取材・文=上野一舞(かくしごと)〉