領収書をもらう前に知りたい

経費っていったいどこまでOKなの?

2008.03.03 MON


会社の先輩と得意先廻りをしてご飯を食べたあと。「ここはおごってやるよ。打ち合わせってことで、経費で落とすから」と先輩が言った。えっ? ただ後輩におごっただけなのに…「経費で落とす」ってことは、「会社に払ってもらう」ってことでしょ? そんなのアリ? というか、そもそも「経費」ってなんなんでしょ?

「経費とは、企業が業務を行ううえで必要なお金のことです。仕事上で使用されるお金は経費として計上され、個人で立替えた分はあとで会社が支払ってくれます」(税理士法人アイ・タックス・税理士・森脇仁子さん)

それで先輩は「打ち合わせってことで」と言っていたのか。おお、この手を使えば会社のお金で彼女とも外食し放題!?

「会社は “予算管理” を行いますから、何でも簡単に認められるワケではありません。それに会社に業務外のお金を支払ってもらったことは “横領” 、会社に対してウソをついたことは “詐欺” になる可能性があります。また、会社でそれを “経費” にしてしまった場合は “脱税” になります。会社が故意に “経費” にしていた場合は罰則、罰金も高額になります」(同)

さ、詐欺!? 横領!? 脱税!? そんな…じゃあ、いったい誰が「どこまでが経費で、どこからが経費じゃない」と決めるんですか? たとえば会社でも家でも使用するパソコングッズなどを買った場合は?

「業務上必要なものでも、どこまでを経費と認めるかは、会社ごとにルールが決められているので、購入前に上司に相談しましょう。文房具やPCサプライなどは、会社によって判断が分かれるでしょうね」(同)

なんでも会社のお金で買えるってワケではないんですね。…少し残念な気も。

「若い皆さんは嘘をついてまで経費で物を買うような小さな人間にはならず、堂々と立派な社会人になってください!」(同)

ハ、ハイ! セコくてすみません…。
(堅田智裕/verb)


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