子供時代のブロック遊びが研修に?

NASAも導入したプログラム レゴ・シリアス・プレイに挑戦

2010.03.04 THU


レゴと聞けば懐かしさを感じる読者も多いはず。一般的に子供向け玩具として知られるレゴブロックだが、これをビジネスに生かすプログラムがあるらしい。その名も「レゴ・シリアス・プレイR(以下、LSP)」。レゴとビジネス。かけ離れているようにも思えるが、両者をつなぐLSPとはどんなプレイなのか?

国内でLSPを使った企業向け研修プログラムを展開しているロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツの蓮沼孝さんに伺った。

「LSPは5~6人のグループで進めます。まず進行役の“ファシリテーター”が出した課題に沿ってレゴブロックを組み立て、各自が作品の説明をします。その後、メンバーで作品について質問をしあいます」(同)

具体的にどんな効果があるのですか?

「個々が内に秘める“価値観”“志”などモヤモヤしたものがレゴブロックで『形』になります。それを言葉で置き換えたり、質問に答える中で考えが整理され、新しい発想が得られる。これは、マサチューセッツ工科大の『人はモノを作るとき新たな知識を得る』という学説がベースになっています」(同)

論より証拠、ということで筆者も「犬を作る」という課題にトライ。完成すると「犬をアナタ自身に置き換えて言葉にして下さい」と、また新たな課題。「う~ん。大きい犬にしたのは自分を大きく見せたいという見栄の表れ?」などと、何とか言葉を紡ぐことで、自分の深層心理が引き出される感覚はありました。また、直接自分にではなく、レゴを介しての質問だと本音を話しやすい気も。

「課題は徐々に難易度を上げ、上級編は『抱えている仕事の課題』や『理想の会社』をレゴブロックで表現します。個々の新たな発想を引き出すだけでなく、共有することでチーム力がアップするんです」(同)

これってボクらの職場でもできますか?

「ファシリテーター抜きでは効果は望めません。せいぜい合コンで自分を深く知ってもらえる程度でしょう(笑)」とのことなので、みなさんもぜひ、合コンにはレゴ持参で。って違うか!
(榎並紀行/アイドマ・スタジオ)


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